Kis My Ft2・北山宏光の原案を基に作られた青春ラブコメディのdTVドラマ「快感インストール」。男子学生たちの友情やビュアな恋愛模様も映し出した本作。大学のマドンナであるノゾミ役を演じた浅川梨奈に、ドラマの見どころのほか、そして彼女が今はまっているコスメや自宅での過ごし方などプライベートについても話してもらいました。
Photo & Text:kukka編集部
Hair & Make up:石川ユウキ(ThreePEACE)
ご出演されている『快感インストール』について、あらすじ、見どころを教えて頂けますでしょうか。
『快感インストール』はKis-My-Ft2の北山宏光さんが原案を担当し、二階堂高嗣さんが主演のdTV限定配信のドラマになります。私は、二階堂高嗣さん演じる主人公・タカと、北山宏光さんが演じる親友のカズマが通う同じ大学のマドンナ・ノゾミ役を演じています。思春期の男子だったら誰もが一度は考えたことがありそうな願望や夢を追いかけながらも、実際にはピュアで純粋な部分も見え隠れする、恋愛模様を楽しめるラブコメです。
ノゾミ役を演じる上で、心掛けたこと、準備されたことはありますか。
ノゾミは学園のマドンナでミスコンにも出席するような女の子だったので、実在するミスコンの女の子たちのSNSをチェックして勉強しました。動画での話し方や写真の撮られ方など、たくさんの女の子たちを研究してから撮影に挑みました。イメージしたのは、とっつきにくい感じの女の子ではなく、親しみのある女の子像です。
今作で過去に共演された方やご存知の方はいらっしゃいましたか。
7年ほど前に、北山さんとはドラマでご一緒させて頂きました。北山さんが先生役で部活の顧問という設定で、私がその生徒役でした。当時、まだ私は13、14歳だったので、こうして同級生の役を演じる機会を頂いたこともあって、お芝居って不思議な世界だなと思いました。
芝居の世界ならではですね。実際には何歳、年齢が離れているのですか。
14歳ですね。でも北山さんも二階堂さんも、大学生役をやられてもまったく違和感が無かったんです。ほかの出演者の誰よりも大学生の雰囲気が出ていてびっくりでした。
北山さん、二階堂さんの印象を教えてください。
お二人とも現場を明るくしてくださいますし、よく笑っていらっしゃる印象で撮影現場も常に穏やかな空気がでした。北山さんがとにかくいろいろなスタッフさんに自分から話しかけて、コミュニケーションを取られているのをよく拝見していました。原案を書かれているので、もちろんお仕事の話もされているようでしたが、時折まったく関係のない話も楽しくされている様子でした。二階堂さんは寡黙な方という印象でしたが、話せばすごく明るい方で、あとたまに思い出し笑いをよくされていました(笑)。
どんなことで思い出し笑いをされていたのですか。
スタッフさんが撮影初日に自動ドアに気付かず、思いっきり正面からぶつかってしまったことがあったんです。二階堂さんも見ていてそのスタッフさんが二階堂さんの前を通る度に、クスっと笑っていましたね。あとは急になぞなぞを出題してきたたり、ご自身のことをよく話してくれたので、勉強になることが多かったです。
監督の山田能龍さんからは役に対するアドバイスはありましたか。
山田さんは俳優に任せてくれるタイプの方で、私がこう思っていると言ったことに、ポジティブなアドバイスをしていただきました。自分発信で演技をしながらも、あとひと味、一つまみのアイデアを提案してくださる感じです。アドリブのシーンでは、監督に「二階堂さんには言わないでこういうのやったらどうでしょうか?」とか、楽しく相談もさせて頂きました。
アドリブも盛んな現場だったんですね。
北山さん、二階堂さんがとにかくアドリブが多いので、現場はいつも戦場でした(笑)。なので、私も負けていられない、と頑張って演技をしました。
本作品が男子目線の作品になっていますが、浅川さんご自身は女性として、こういった男子の気持ちをどう思われますか。
男の子って可愛いなって思いました(笑)。お芝居の中でも二階堂さん、北山さんがコミカルに演じてくれているのもあって、やっぱり可愛いなと思いましたね。女性も、このくらいの年齢の男子は、こんなことを考えているんだと思って楽しく観てもらえる作品だと思います。
男性にも女性にも楽しんで観てもらえる作品ということですね。
女性には「男子って可愛いな」と思って観てもらうのはもちろん、純粋なシーンがたくさん詰まっている作品でもあります。演じている私たちが恥ずかしくなるような甘くて甘くてどうしよう、と思えるキュンキュンするシーンがたくさんあるので、その点にも注目して観て欲しいですね。
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浅川さんのプライベートについても、聞かせてください。今シーズンにゲットしたもので何か思い出に残っているものはありますか。
最近は、コスメのアイテムをたくさん買いました。
どういったものを買われたのですか。
すごくアイメイクが好きで、アイシャドウやアイライン、マスカラとか、ポイントメイクのアイテムを集めているんです。幾つも買ってしまうほどクリスマスコフレが好きなのと、最近は中国コスメにもハマっています。中国のコスメは、原色に近いパキっとした色で、ラメもギラッギラしているんです。ラメの粒も大きくて、ポイントに使うと可愛いんです♪ 特に気に入っているのが、ZEESEA(ズーシー)というブランドです。メイクも中国コスメをポイントに日本や韓国のものを合わせるとうまく馴染んでいい感じになるんです!
アイメイクのコスメが好きなんですね。
休みで仕事のない日は、アイメイクだけして、それで満足して、お風呂に入るのがお気に入りパターンです♪ 私、メイク発信でファッションがあるんです。こういうメイクを今日はしたい、というのがまずあって、そのメイクに合う洋服を選ぶようにしている珍しいメイクありき派です(笑)。なので、デパートからプチプラのコスメまで大好きで、いつもチェックしています。
部屋はコスメで溢れていそうですね。
そうなんです。はじめはリップを集めるのが好きだったので、整理しやすかったのですが、アイメイクにハマってからは、大きさや形もそれぞれ違うので、大変になってきました。
普段、自宅では何をして過ごすことが多いですか。
ソファを背もたれにして床に座りながら、スマホで情報収集のためインスタをチェックしていることが多いですね。冬だとお風呂で、バストレーにキャンドルを乗せて、お水か炭酸水をおしゃれなワイングラスに入れ、ガミラシークレットのオイルを体に塗って湯船に浸かっています。いまは女子力を高めたい気分なので、おしゃれなことを積極的に行うように意識しています♪
最後に、2021年の目標、抱負をお願いします。
2022年が芸能生活の10年目になるんです。21年はその前年になる大切な一年だと思っています。一つひとつの仕事に全力で向き合うことはもちろん、より作品に対する深みを追求していきたいと思っています。かける時間や考えることをもっと深く深くしていきたいですね。作品に対する向き合い方を変えて、さらにお仕事をしていけるよう頑張っていきたいと思います。今までやって来なかったことや、気にはなっていたけど後回しにしてきた頃こともあったので、21年は「思い立ったらすぐ行動」をできるようにしたいと思います!
<作品紹介>
dTV「快感インストール」
全4話 配信中
とある特殊能力を手に入れ
アノ瞬間をインストール !?
Kis My Ft2・北山宏光の原案を基に、Kis My Ft2・二階堂高嗣が主演を務め、北山自身も二階堂の親友役として出演する青春ラブコメディ。さらに、二階堂が恋に落ちる大学のマドンナ役として浅川梨奈、二階堂の母親役としていとうあさこが出演。脚本・演出は「全裸監督」や「電撃少女」などでも話題の山田能龍が手掛け、福田雄一が作詞を担当したKis My Ft2の楽曲「モテたいぜ トゥナイト」が、テーマ曲としてドラマをより盛り上げる!
<あらすじ>
恋愛未経験の一浪大学生・タカ(二階堂高嗣)とリア充大学生・カズマ(北山宏光)は幼馴染で大の仲良し。大学に入学したタカは、初めて参加したサークルの飲み会でとある出来事が起こる。その出来事依頼、タカは謎の特殊能力<快感インストール>を手に入れることになった。そしてこの発動条件を探るため、タカとカズマはキャンパス中を駆け回り、奮闘する。そんな中、タカは大学イチのマドンナで女優活動もしているノゾミ(浅川梨奈)と知り合い、急接近していく。カズマの手も借りながら、何とかしてノゾミとの恋愛を成就させたいタカの一途な恋路の行く末は。
■配信タイトル:「快感インストール」
■出演:二階堂高嗣、北山宏光、浅川梨奈、いとうあさこ
■脚本・演出:山田能龍
■テーマ曲:「モテたいぜ トゥナイト」
■配信話数:全4話(各20分)
<プロフィール>
浅川梨奈(あさかわ・なな)
1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。映画「14の夜」で長編映画デビュー。『女子高生の無駄づかい』『僕らは恋がヘタすぎる』『快感インストール』『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』などのドラマや、『咲-saki-』『honey』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などの映画に出演。映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』続編の公開を今夏に控えている。