(C) 2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

5月20日(金)からの公開を前に、4月14日(木)、丸の内TOEIにて、本作主演の吉岡里帆、共演の中村倫也、尾野真千子、吉野耕平監督がステージに登場した。

キャスト陣は、劇中でアニメの頂点「ハケン(覇権)」を争う2つのアニメ作品、『サウンドバック 奏の石』(通称『サバク』)と『運命戦線リデルライト』(通称『リデル』)のテーマカラーをイメージした衣装で登場。『サバク』を手掛ける新人アニメ監督・斎藤瞳役の吉岡は水色を、『リデル』を手掛ける天才監督・王子千晴役の中村倫也、彼を支えるチーフプロデューサー・有科香屋子役の尾野真千子は、ピンクを取り入れた衣装を着こなし、ステージが一瞬で華やかに!吉岡は満員大入りの客席に感激しながら、登場して早々に本作について「シンプルに自信作です!」と主演らしく堂々とコメント。「やっと観ていただけるのがとても嬉しいですし、必ずみなさんに刺さるんじゃないかと、丁寧に撮ってきました」と自信をのぞかせた。

 アニメ監督やプロデューサー、声優や制作現場のスタッフをはじめ、とにかくアニメ作りを支えるたくさんの人々の姿や思いが描かれる本作。それぞれが演じた個性的なキャラクターとの共通点を聞かれると、新人アニメ監督の瞳役の吉岡は、作品作りへの熱い思いがあるものの周囲にうまく伝えられない瞳の不器用なキャラクター性を挙げ、「本当は燃えているんだけど、どこか冷めて見られたりとか、瞳と同世代なのでわかるなと思う」としみじみコメント。久々の新作で復活を図る伝説の天才わがままアニメ監督・王子を演じた中村は、吉野監督からのオファーにさかのぼって言及。『水曜日が消えた』の撮影の終盤に「中村さんにぴったりの役があるからオファーしていいですか」と言われ、原作を読み「めちゃくちゃかっこいい役じゃん!これが俺にぴったりなの?」と歓喜したことを明かし、仕事に対するスタンスや、シンプルで筋道が通った王子のキャラクターに共感していたことを語った。、天才・王子に振り回されながらもその才能を守るために手を尽くすチーフプロデューサー・有科香屋子役の尾野は、「香屋子のような熱いところ」を共通点に挙げ、これに対し中村は「包容力があるところが似ている」、吉岡は「尾野さんはとにかく愛がある。好きです!」と突然の告白で思わず尾野が照れ笑いを浮かべる一面も。

【作品情報】

辻村深月の同名小説を映画化した人間ドラマ。日本のテレビアニメ業界で、成功したアニメの称号、“覇権=ハケン”をめぐって、新人アニメ監督と過去にヒットを飛ばしたスター監督が火花を散らす姿を描く。監督を務めたのは、吉野耕平。吉岡里帆が主演を務める他、中村倫也、柄本佑、尾野真千子、六角精児らが共演。また、豪華な声優陣にも注目。

<ストーリー>
アニメ業界で監督デビューのチャンスをつかんだ斎藤瞳は、現在崖っぷちのスター監督・王子千晴と争うことに。瞳は敏腕プロデューサーに振り回される一方で、千晴には彼の才能に人生をかけるプロデューサーがいた。ふたりはアニメの頂点を目指し激しく争うが……。

■出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子
■原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
■監督:吉野耕平
■脚本:政池洋佑
■音楽:池頼広
■主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
■制作プロダクション:東映東京撮影所
■配給:東映  
■コピーライト:©️2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会  
■公式サイト:haken-anime.jp
■公式SNS:@hakenanime2022

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