15周年Yearが始まる今年、構想から3年をかけた舞台「HELLO ROOMIES!!!」を東京、名古屋、大阪で開催する「s**t kingz」(以降、シットキングス)。躍動感あるダンスからメロー&チルなダンスまでハイパフォーマンスなダンスを披露しながら、ダンスをダンスのままで終わらせない新たな取り組み、仕掛けを手掛け続けるshoji・kazuki・NOPPO・Oguriの4人。新作舞台では「ゴミ」をテーマに人形「A子」を使ったパフォーマンスを披露。s**t kingz×Novel Core×CHAI の豪華コラボレーションで生まれた新曲「TRASH TALK feat. Novel Core」のライブパフォーマンスにも注目だ。愛するファンを魅了し、飽きさせない彼らの好奇心と情熱が凝縮された舞台「HELLO ROOMIES!!!」は“必観”です!
Photo:arakat
Text:kukka編集部
この回の舞台公演、どういった経緯でこれまで話が進んできた作品なのでしょうか。
shoji:当初は2020年に同じ「HELLO ROOMIES!!!」の名前で舞台を開催予定していたんです。当時からすでに人形である「A子」を主役においた作品づくりをすることで準備が固まっていたんです。ところがコロナ禍となってしまい、舞台は延期。ようやく今年の秋に開催させて頂くことになりました。そういった中で、それまでに決まっていた内容をほぼすべて新しいものに作り変えることにしました。ただ「A子」という軸だけは変えずに。それは、やっぱりコロナ禍で「シットキングスはどういうものなのだろうか」とか、「今後どういうことをしていこうか」とか、みんなで話したり悩んだりすることがあったんです。その内容が今回の舞台に大きく盛り込まれています。「A子」という女の子の人生を描く舞台ではあるのですが、ある意味ではシットキングスが今抱えている悩みや考えがものすごく反映された作品になったのではと思っています。今回の舞台は、4年の月日をかけて少しずつ準備して出来上がった作品でもあります。
名前が「A子」と抽象的な名前ですが、これはどのような意図があって「A子」なのでしょうか。
shoji:最初は違う名前があったよね?
Oguri:「ウレタ イヨ」
shoji:ああ、そうそう。「A子」の本名が「ウレタ イヨ」という設定だったよね。ステージ上では「A子」で、素顔は女優を目指している「ウレタ イヨ」ちゃん。その子がシッキンの舞台に登場してくれる設定だったんです(笑)
Oguri:そうんなんです。本名「ウレタ イヨ」こと「A子」がシットキングスの舞台に出演する話だったんですけど、その話はどこかに行きました(笑)。なので、特定しない「誰か」という意味を込めての「A子」となっています。
「A子」である人形を女性にした理由はあるのでしょうか。
Oguri:男4人のメンバーに加わるなら女性の方が新たな風として、組み合わせとしても面白いんじゃないかとシンプルな発想でした。
shoji:女性だと、ちょっとラブストーリーのような作品もできるのではないかとの思いもありましたね。
先ほど2か月前に初めて「A子」と一緒ダンスをした時の動画を見させて頂きました。「A子」の動きが人形とは思えないほど、滑らかでビックリしました。現在はもっと「A子」とのダンスも磨かれているのでしょうか。
shoji:2か月経ったんですけど、ダンスは上達できていないかもしれないですね(笑)。でも、僕らの「A子」への愛は日に日に増しています(笑)
舞台で“人形”を使って表現してみようと思った、その発想はどこから来たのでしょうか。
shoji:はじめは歌手の方に参加してもらおうかとか、何かを演奏する人にお願いしようかとか、女優さんに来てもらおうかとか、とても悩んだんです。たくさんのアイデアがある中で“人形”というキーワードが出てきたんです。“人形”自体は空っぽで感情が無いのですが、逆にメンバーが気持ちで表現することで「A子」の感情がパフォーマンスに繋がっていくのではと感じました。舞台上での魅せられる可能性がいっぱいあるなと話し合いの中で気づいて、“人形”で行くことに決めました。今もリハーサルをしながら、“人形”の面白さを感じています。
稽古の真っ最中かと思いますが、どういったことが一番大変でしょうか。
Oguri:台本があるようでない状態なので、常に手探りで作っているところですね。また音楽も同時に進行して作っているんですが、曲ができているシーンから飛び飛びで作っていると、何がどこまでできているのか把握しにくいところがあって難しいですね。とにかく目の前にあるものを一旦全部を作り繋げてみて、それでようやく全体像とその流れを見るところは難しいですね。本当にワンシーンワンシーン作っているので、そこが大変です。
みなさんで考えている舞台の内容も楽しみですが、ダンスパフォーマンスも楽しみにしています。
shoji:そうですね、ストーリー自体は「A子」を軸に動いていますが、シットキングスのダンスやパフォーマンスを楽しみにしてくださる方にも満足できる、いろいろなパターンの作品を作っている気持ちです。大変なところでもあるし、楽しみなところでもありますね。全曲同じような感じになってしまうとダメですし、かと言ってバリエーションが飛び過ぎると物語として違うものになってしまうんです。そこのバランスを取りながら楽しんでもらえる作品を作っています。
作品のキーワードが「ゴミ」だと思いますが、この「ゴミ」はどういった意味合いを持っているのでしょうか。
shoji:コロナ禍で新しく作品を作り直しはじめた時に、いろいろなキーワードをみんなで出し合ったんです。その時にちょくちょく出てきたのがこの「ゴミ」だったんです。
Oguri:「ROOMIES」という単語は変えずにやることは決めていました。そのため部屋にあるもの、そのキーワードとしても「ゴミ」という単語がうまく引っ掛かった感じでした。“片付けられない人”のことも上手く切り取って、人間とゴミとの関係で、いろいろな見せ方ができるのかも知れないと考えて「ゴミ」をテーマにしました。
「ゴミ」には、何かしらのメッセージのような意味合いもあるのでしょうか。
Oguri:さきほどの流れで「心のゴミ」にしたらどうなんだろう? そう考えた時に、シットキングスが今考えている悩みや抱えている想いがうまくここに表現できたらと思いました。
shoji:今回、「ゴミ」というワードが出て来たあたりから、心にストレスという「ゴミ」が溜まってくると部屋にも「ゴミ」が溜まってきて……、のような関係性も楽しめる作品になれたらと思っています。
コロナ禍を経て、4年かかったからこそ見つけられたテーマであり、想いだったんですね。
shoji:そうですね、そう思います。
部屋のゴミ、ということですが掃除に関して、メンバーだと誰が一番きれい好き、または誰が一番ズボラさんでしょうか。
NOPPO:掃除は好きですね~。休みの日は絶対に午前中は掃除です。しないと気持ち悪いんです。なかでも一番水回りの掃除が好きですね(笑)
すごい、旦那さんに最適なタイプですね!(笑)
kazuki:オレもきれい好きなんです。でもそのきれいをずっとキープ出来ているかと言われると厳しいですね。掃除をし始めると、ここもここもと止まらなくなっちゃうんです(笑)。効率が良いことが好きなので、お風呂でトリートメントしている少しの待ち時間に、水回りを掃除しています。
shoji:学生の時、ゴミはなかったんですけど、取っていた新聞の古紙回収が月に一度しかなかったので、新聞で床が覆いつくされていましたね。ウチの床を見た友だちは当時いなかったと思います(笑)
NOPPO:新聞を積み重ねておいたりしないの?
shoji:最初の頃はきちんと積み重ねていたんだけど、だんだん崩れていって玄関の方まで新聞がダーッと敷かれて行って。
Oguri:それ、絶対ウソでしょ!?(笑)
shoji:ほんと、ほんと!
Oguri:それ床を見た友だちがいないんじゃなくて、友だち自体がいなかったんでしょ?
全員:(笑)
shoji:違う、違う(笑)。友だちはいっぱいいたの!すごかったんだから!(笑)
では昔の話ですが、一番部屋が荒れていたのはshojiさんですね(笑)。
Oguri:でも今もリハーサルとかで部屋に入った時も、カバンの中身を全部広げているのは shojiかも。だからスタジオから出て移動する時とか、片付けに時間かかるからいつも一番遅いんですよ。物が多くて広げているからお店みたいなんです。
shoji:そうかも。とくにかく何でも現場に持って来ちゃうんです。みんながカバン1個で来るところを僕だけカバン2個だったりするんです。しかも持ってきた物を出したいタイプなんです。
Oguri:必要な時に出すんじゃなくて、あらかじめ全部出しておきたいタイプなんだよね。
shoji:いや、本当にそう(笑)
kazuki:だから出番がないまま、そのまま持って帰ることあるよね。
NOPPO:ペットボトルもとりあえず3~4本並べるよね。
shoji:うん、並べるね。だから昨年の舞台の時もそうしていたんだけど、カゴを3~4つ持ってきて、ここは食べ物と飲み物を入れておくカゴ、ここは洗面用具を入れておくカゴ、みたいに全部広げて用意しておきたいですよ。
Oguri:だから片付けも長時間かかるんだよね。
shoji:欲しい時にすぐに取り出せないと嫌なんだよね〜。
kazuki:それをセットして配置しているのも楽しいんじゃない?
shoji:楽しいね~。で、それが止まらなくなると、どんどん散らかっていくことになるんですよね。
でも、ゴミではないんですよね。
shoji:そう、ゴミではないんです。端から見たらゴミに見えるかも知れないけど(笑)
楽屋で片付けにあたふたしているshojiさんの絵が浮かんできそうですね(笑)。それでは舞台の話に戻りまして、改めて見どころ、ここに注目して欲しいポイントを教えてください。
shoji:人形の感情表現をどうダンスで表現できるのかであったり、「A子」の気持ちの変化をどう表現していくのか。「A子」は顔の表情自体は変わらないんです。その代わり、僕たちの動きを通してお客さんは「A子」の気持ちを感じ取ったり、読み取っていく。そこの発見を楽しんでもらいたいと思います。僕たちとしては、お客さんが観に来て楽しんでもらうことと同時に「A子」の気持ちの変化をきちんと表現していきたいと思っています。
「A子」の気持ちを追いかけて、物語そのものをしっかり受け止めたいですし、みなさんが披露するダンスも見逃さないように追いかけたいし、観客席のお客さんも見ごたえのある楽しみな作品になりそうですね。
shoji:そうですね。だから難しくなり過ぎないように、お客さんの視線の誘導みたいなものは、今もつくりながらワンシーンごとにみんなで丁寧に話し合っています。
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舞台のテーマ曲でもある「TRASH TALK feat.NovelCore」についても聞かせてください。歌唱と歌詞をNovel Coreさんにお願いされていますが、こちらはどういった経緯だったのでしょうか。
Oguri:楽曲を作るにあたって、若くて、勢いがあるラッパーの人、さらにいろいろな見せ方ができ、バラエティ性があり、シットキングスの遊び心にも一緒に乗っかってくれる人が良いと考えていました。そう思った中で、一番Novel Coreさんにが良いなと思って、声を掛けさせていただきました。
Novel Coreさんとはこれまでにお付き合いはあったのでしょうか。
shoji: 付き合いはなかったのですが、ずっと付き合いのあるSKY-HIさんと同じ事務所だったので、初めてお願いする感覚よりももう少し近い気持ちでお願いさせていただきました。Novel Coreさんもシットキングスのことを知ってくれていて、依頼されたことを嬉しかったと言ってくれて、こちらも嬉しい気持ちになりましたね。
具体的には、どういった内容をNovel Coreさんに依頼されたのでしょうか。
Oguri: CHAIさんの「N.E.O」をサンプリングさせて頂けることが決まっていて、トラックの製作をトラックメーカーの熊井吾郎さんにお願いし、それをNovel Coreさんに依頼させて頂きました。そこで初めて今回のテーマが「ゴミ」ですと告げて、こういうことを歌詞に盛り込みたいとか、「 HELLO ROOMIES!!! 」自体のストーリーを伝えさせて頂きました。Coreさんもすごくそれを理解してくれて、リリックを書いてくれたんです。
やっぱりNovel Coreさんにお願いして良かったな、と改めて感じるのはどういった点でしょうか。
shoji:良いことばかりなんですけど(笑)、とにかく最高にカッコ良い曲が出来上がったということですね。実は今回、レコーディングにも立ち会わせてもらったんですが、Coreさんが何パターンか試してくれるんです。このワードが良かったとか、この流れがすごい良かったとか、スタジオの中でいろいろと詰めていく作業をさせてもらいました。やっぱり現場で一緒に音楽作らせてもらったのは良かったですね。こんなにもオープンにこちらの依頼を受け入れてくれる人はいないなと思いましたし、僕たちの作りたいものにもすごく寄り添ってくれている感じでした。
NOPPO:舞台の台本もしっかり読んでくれていて、その上で歌詞も書いてくれて、そういう僕たちの想いも理解してくれていたんです。ワードのチョイスにしても、僕たちのパフォーマンスはキャラクターが出るんですけど、その雰囲気にもしっくり合うような言葉とかで、すごくカッコ良いです。
kazuki:めちゃくちゃ踊り甲斐がある曲です。悪そうな声質がCoreさんの感じともうまくハマっています。
CHAIさんの「N.E.O」にしようと思われたのは、どのような想いからだったのでしょうか。
Oguri:「N.E.O」の曲自体が世間一般の「かわいい」と言われているものに、その意味を投げかけるものかと思います。みんなが言う「かわいい」はその意味だけじゃないよね、という「N.E.O」のコンセプトが、今回のテーマ「ゴミ」の捉え方と似ているなと感じました。「ゴミ」も見ている人の目線で、ゴミにもなるし、大切なものになもるし。その発想が通ずるものがあるような気がしたのと、単純に曲がカッコ良いですよね。サンプリングして、曲が乗ったら、それもカッコ良いものになるんだろうなと思いました。
MVも観させて頂きました。映像や衣装など、みなさんのアイデアが盛り込まれているようですね。
Oguri:MVで着ている衣装は舞台のために作った衣装で、コンセプトそのままにMVでもそのまま使っています。舞台でもMVでも抽象的な僕らの表現が衣装でも伝わるようにしています。ただのゴミなだけじゃない、なんとなくの存在だ、みたいなところです。衣装も、ヒラヒラしていたり、生地の質感も違っていたり、すごくこだわって作って頂いています。実はあの衣装、めちゃくちゃ踊りやすくて、僕たちには嬉しいところです。一見、踊っていると絡まりそうなんですが、実はとても踊りやすいんです。
一人ひとり、微妙に違う出来栄えの衣装で、細部にまでこだわりが見えますね。
Oguri:どのくらいの布を使ったのか、知りたいですね。重そうに見えますが、軽くて踊りやすいんです。
どことなく可愛らしさもある衣装で、「N.E.O」にもよく似合っています。
Oguri:ジャケットのビジュアルもカラフルでちょっとCHAIさんの雰囲気が出ていますよね(笑)
MVでダンスを披露している時の表情がすごくいいですよね。“顔芸”と言ったら失礼ですが、顔でも精いっぱいゴミを表現している感じがよく表れていますね。
shoji:シットキングスは“ダンサー”でもあり“顔サー(ガンサー)”とも言われていますから(笑)
全員:(笑)
「TRASH TALK feat.Novel Core」のここに注目して欲しい、見どころを教えてください。
Oguri:一緒に踊れる手のひらで「5」と「3」を作るところで、それ以外はフルスキルでダンスしています。
「5」と「3」を手のひらで作るパフォーマンスのアイデアは自然に生まれたのでしょうか。
Oguri:いやこれはめっちゃ時間かかったよね。
shoji:ホント、ほかのパートよりも時間がかかったかも知れない。
kazuki:まず「ゴミ」を「5」と「3」で表現することにたどり着くまでに時間がかかったよね。
「ゴミ」がテーマの今作ですが、それにちなんで、みんなから見るとゴミかも知れないが自分にとっては大事なものを、みなさんそれぞれ教えてください。
kazuki:子どもの頃に作った思い出のものはなかなか捨てることはできないよね。子どもの頃に描いた絵だったり、ただ紙が重なっている程度の折り紙もそうですし。大掃除の時に、「こんなのあったな」と思って見るくらいなんですけど、なかなか捨てられはしないですね。20代前半の頃、スタジオで練習していた時、発表会で作品を出すんですけど、その時に生徒たちが御礼で書いてくれた寄せ書きとか、作ってくれた写真のアルバムとか、ずっと置いてあります。結構場所も取るんですよね(笑)
Oguri:寄せ書きとか、酔った時に読むと気持ち良いんだよね。良いことばかり書いてくれているから(笑)
NOPPO:いや、まさにそれですよね。手紙ボックスもありますし。でも衣装とかは、忘れっぽくて、結構捨ててしまうこともあるんですよね。アーティストのツアーTシャツとかうっかり捨ててしまうんです(笑)。写真アルバムとか手紙のボックスは思いが詰まっているから、捨てられはしないですね。その写真アルバムもしっかりデコレーションされて作られているんですよね。捨てられないです。
shoji:大学生の時に使い捨てカメラをメチャクチャ使っていて、今でも写真のネガが段ボール1個分はあるんです。さらに実家には、現像に出していない状態のフィルムが大きな袋1つ分まるまる残っているんです。もうフィルムがダメになっていると思うんです。でも、ダメじゃないかもと思ってなかなか捨てられないんですよ。実家に帰る度に「あれは捨てないの?」と言われるんです(笑)。学生時代にお金が無くて、現像できなかったんですよね。
Oguri:今はお金あるからね!(笑)
shoji:いや~(笑)
Oguri:僕も実家に行ったらいっぱいあるんですけど、今の自分の家にあるもので言うと、一昨年の自粛期間中に、彫った木彫りの仏像ですね。
全員:(笑)
shoji:やってたね~(笑)
Oguri:本当にただの木材から仏像を彫りだしていたんです。全然、大した出来ではないんですけど、さすがに仏像を彫っちゃうと捨てられないです。
全員:(笑)
kazuki:小学校の時に授業でやったような感じの出来だったね(笑)
Oguri:仏像を彫るんだ、という気持ちで彫ったから、オレにとってはあれは仏像なんだよ。でっかい瓶に小銭を入れているんですけど、今はその上に蓋の代わりで置いていますね(笑)。その仏像は今後も捨てられないだろうなと思いますね。
第三者から見たらゴミ扱いされてしまうかも知れないですしね(笑)
Oguri:もともとファンクラブの企画で作り始めたんです。だからファンの人たちもその仏像のことは知っていて、ファンからの支持もしっかりあるんですよ(笑)。仏像の底が今はスタンプになっていて、確か「おぐり」の印鑑ぽくなっているんです。だからあれは仏像でありスタンプでもあるんです(笑)
(笑)。それでは最後に、みなさんから舞台への意気込みをお願いします。
kazuki:舞台のある年は、ほかのことをやりつつも舞台のことで頭がいっぱいで。それくらいシットキングスにとって舞台は大きな存在です。上半期は舞台のために捧げたし、下半期は舞台を通して多くの方に楽しんでもらおうという気持ちでいっぱいです。15周年を迎えるので、この舞台を経て、さらに進化したシットキングスを見てもらい、みなさんにもっともっと期待してもらえるような存在になりたいと思っています。2023年もいろいろなことを考えているので、シットキングスに期待を抱いて欲しいなと思っています。
NOPPO:今回の舞台はシットキングスにとって5作品目になります。今までで一番チャレンジングな内容になっているし、今まで一番踊ります! というくらい踊るので、たくさん踊りを観て欲しいですね。15周年は、いろいろなことに挑戦してきて、ダンスという軸はブレずにいろいろな変わったことをやってきたから、あっという間だったと感じています。今年は舞台で来年はまた別なこと、毎年毎年、変化を楽しいと思って見てもらえると良いですね。
shoji:本当にここ1年半ほど「HELLO ROOMIES!!!」のことを考えて動いてきて、やっとみなさんに観てもらえるんだと嬉しく思っています。観る前もワクワクできて、観てからも高揚感でワクワクできるものになったとと思っているんです。パフォーマンス的にも、今回の「TRASH TALK feat. Novel Core」から一つ前にリリースした「心躍らせて feat. 上野大樹」のしっとりしたパフォーマンスまで、かなり振り幅の広いダンスを見てもらえると思います。ダンスによるいろいろな表現に出会えるものに仕上がっていると思うので、そういったところもぜひ楽しみに観に来て欲しいです。この舞台をきっかけに15周年Yearがスタートするので、この1年間、ワクワク、ドキドキ、スーパーハッピーイヤーにしたいですね。みんなの生活を楽しくさせたいと思っています。
Oguri:今回の舞台のテーマは、シットキングスとしても、個人としてもじっくり向き合うべきものだと感じています。このタイミングで自分たちから作品が生まれて、それに向き合って、それを観に来てくださる方に届けることが、すごく意味のあることだなと思っています。この舞台が終わる頃には、向き合ったその先に、自分たちがこれからどうしていきたいのか、そいうこうと明確になっていたら嬉しいしですね。何かを得て、それを糧にまたその先へ頑張っていきたいと思っています。今が勝負どきだと考えているので、みなさんにこの舞台を見届けて頂きたいと思っています。この先、シットキングスがどう進化していくんのかを楽しみにしていて欲しいですね。
【舞台情報】
超踊る喜劇 コメディ s**t kingz 結成15周年舞台公演
「HELLO ROOMIES!!!」
“超踊る喜劇 コメディ。
前作まではダンスでストーリーを表現する“無言芝居”を掲げてきました。今作では、“超踊る喜劇コメディというジャンルを掲げ、ダンスを軸にコメディ要素満載の内容でストーリーを表現。新たな舞台へ挑戦します。
<あらすじ>
映画監督になることを夢見るA子は、チャンスに恵まれず悶々とする日々を過ごしていた。思い通りに行かない人生、何もできずに過ぎていく時間。日々積み重なる複雑な思いが、A子の心に“ゴミ”として溜まっていく。すると、彼女の部屋もまた、ゴミで溢れていくのだった。そんなある日、A子に映画監督としてデビューするチャンスが舞い込むが…何を選び、心のゴミとどう向き合っていくのか。A子とゴミたち、そしてクセの強い仲間たちが繰り広げる、超踊る喜劇!
【日程】
◆東京
日程:2022年9月14日(水)~9月19日(月・祝)
会場:新国立劇場中劇場
◆大阪
日程:2022年11月10日(木)~11月13日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
◆愛知
日程:2022年11月18日(金)~11月20日(日)
会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
◆東京(凱旋公演)
日程:2022年11月29日(火)~12月1日(木)
会場:新国立劇場中劇場
舞台『HELLO ROOMIES!!!』 テーマソング
s**t kingz×Novel Core×CHAIの豪華コラボレーション!
「TRASH TALK feat. Novel Core」
楽曲のコンセプトや方向性などs**t kingzプロデュースのもと、4人組ガールズバンドCHAI の代表曲「N.E.O.」をサンプリング。歌詞提供と歌唱は、SKY-HIが代表を務めるマネジメント兼レーベル「BMSG」の第1号アーティストとして注目を集め、現在若者を中心に人気を集めるラッパー/ソングライターのNovel Coreが担当。トラックプロデュースはMPC プレイヤー、トラックメイカーであり、KREVA のバックDJとしても活動する熊井吾郎が手掛けている。
【プロフィール】
s**t kingz [シットキングス]
shoji・kazuki・NOPPO・Oguriの4人で構成される世界が注目するダンスパフォーマンスグループ。4人が出場したアメリカ最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」では、2010年、2011年と連続優勝。世界各国からオファーが殺到し、これまで20カ国以上を訪問。BLACK PINK、⽊村拓哉、東⽅神起、三浦大知、Hey!Say!JUMP、King&Prince、Snow Man、BE:FIRSTなど国内外アーティストの振付楽曲は350曲以上手がけており、常に日本のエンターテインメントシーンの最先端で活躍しつづけている。
s**t kingz 公式Instagram @stkgz_official
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