“ゼッタイに不倫しない男”と“ゼッタイに不倫させる女”が登場する、まさに盾と矛の話を彷彿させる作品、ドラマ特区『あなたは私におとされたい』が1/5(木)からスタート。本作で“ゼッタイに不倫させる女”を演じるのはモデル、女優として活躍する・鶴嶋乃愛。こぼれ落ちそうなほどの大きな瞳でティーンから支持を集めている彼女が、今度はその瞳で“ゼッタイに不倫しない男”を誘惑する。連ドラ初主演で、小悪魔なOL役に挑む意気込みのほか、ハマっている魔法少女系アニメへの想い、たくさんの話をいっぱいの笑顔でさせてもらいました。

Photo:安田まどか
Text:kukka編集部

本作が連ドラ初主演の作品になりますが、出演が決まった時の率直な気持ちを聞かせてください。

いつかは叶えてみたかった主演作品なので、嬉しい気持ちがまずはありました。ただ同時に座長でもあるため、その責任の大きさを実感してドキドキしたのも正直な気持ちです。

「立花ノア」役を演じるにあたり、監督からのリクエストはありましたか。

本読みの際に、監督と話をして決めたキーワードは「純粋無垢なピュアさと、妖艶な小悪魔さの共存」です。本当に純粋で無邪気な少女の一面を出したと思ったら、次の瞬間には小悪魔モードが発動することもあって、その二面性をとても大切にしています。
男の人を落としたいと思った時には小悪魔モードが発動して、普段は愛想がよく可愛らしい部下を細かく表現していきたいね、と監督と話をさせていただきました。「ノア」ちゃんみたいな女の子を演じるのは女性として少し心苦しい部分もあるのですが、作品なので思い切って小悪魔とピュアな女子を演じるようにしています。

二面性のある「ノア」を演じることで、放送後の反響も楽しみですね。

そうですね、「ノア」のどういったところが視聴者に刺さるのか楽しみです。ドラマでは「おっ」と思うようなシーンがたくさん出てくるので、どこがみなさんの気持ちに刺さるのか気になりますね。

「立花ノア」役の注目してほしいポイントを教えてください。

小悪魔なシーンはもちろんですが、少し冷めた目をして核心を突くようなことを言うところは私自身も共感しますし、注目してほしいところですね。どうしても小悪魔なところが目立ってしまうため、「ノア」に共感できない視聴者もいるかも知れませんが、そのシーンは彼女の素直さが表れている部分でもありますし、私同様に「ノア」に親近感を感じて見てもらえると嬉しいです。

本心を突く、鋭い発言シーンがあるんですね。

みなさんも自分が言われているように感じてしまうかも知れないです(笑)

「立花ノア」のセリフで、印象的なものはありますか。

村井良大さん演じる「相澤直也」が落ち込んでいる時に言ったセリフで、「大切にしてくれる人のことを人って大切にしたくなるものなんです」とあるんです。その言葉は、男女関係なく共感してもらえるところだと思っています。「ノア」は好き勝手に行動や発言をしているけれど、心のどこかで孤独を感じているのでは、と思わせるセリフです。私は、「ノア」が過去にどんなことがあって現在の彼女が生まれたのか、そこを知りたい気持ちでいっぱいです。特に冷たい目線で鋭いことを言い放つ時は、それをより感じます。勝手に彼女の過去を想像して悲しくなってしまいます(笑)

これまで「仮面ライダーゼロワン」のイズ役や、「恋に無駄口」では生徒会長役など、正義側の役を演じていることが多い印象です。今回の「ノア」はその反対になりますね。

ライダーに出演していた時に、少しだけ「イズ」役に似た悪の「アズ」役を演じたんです。そこでの経験が今回の作品で生きたのではと思っています。

共演される方についても聞かせてください。撮影現場はどのような雰囲気ですか。

こんなにドロドロした人間関係を描いたドラマの現場とは思えないほど、みんなキャッキャしています(笑)。年齢的には年上の方が多い現場ですが、和気藹々とした雰囲気です。バチバチでドロドロの重いシーンを撮影する時でも、直前までくだらない話ばかりしている楽しい現場です。

共演されたことのある方はいますか。

あまりドラマで直接絡むことは少ないのですが、支店長役の赤ペン瀧川さん以外は、全員が初めてご一緒する現場です。この作品の中で一番きちんとした人間性を持ち合わせているのが支店長で、唯一の救いです(笑)

鶴嶋さんのプライベートについても話を聞かせてください。最近ハマっていることはありますか。

「昭和歌謡」や「大正ロマン」を感じさせる袴や物とか好きですし、あと「宝塚歌劇」も好きです。

何か集めていたりするものもあるのでしょうか。

レトロではないのですが、『美少女戦士セーラームーン』や『カードキャプターさくら』など、魔法少女系のアニメや漫画も大好きで、そのグッズを集めています。セーラームーンは今でも新しいグッズが発売していて、大人も楽しめるオモチャを発売しているので、私も発売のたびに予約をしています。そういった好きなことは、私自身を構成する一つでもあるため、ずっと好きでいます。

毎日している美容のルーティンを教えてください。

長時間、化粧をしていることが多いため、最近、美顔器を購入しました。仕事が忙しかったこともあり、普段あまりしない肌荒れをしてしまいました。原因をいろいろ調べたら、メイクがしっかり落とし切れていないことに気づいたんです。美顔器にクレンジングモード機能が付いているのですが、メイクを落としてお風呂上がりに美顔器を使うと、まだ残っていたファンデーションが取れるんです。これまできちんと取り切らずに、化粧水とかを使っていたのかと思うと、肌荒れも納得でした。それからは毎日5分、欠かさず使っています。どんなに眠い時でも、がんばって続けています(笑)

次の日のテンションにも影響しますしね。

常にビジュアルは、自分の中の100点でいたいポリシーです♪

では今日も100点で来ていただいたんですね(笑)

はい、今日も100点でここに来ました(笑)

ありがとうございます(笑)

(笑)。役の設定でも「立花ノア」は可愛くてスタイルも良くて、となっています。肌なども含めてしっかりと美容も管理したいと思います。

2023年、プライベートでやって見たいことがあれば教えてください。

いっぱいあります!(笑) 今、水彩画は描いているのですが、今度は油絵も描きたいですね。最近は宝塚歌劇をよく観るのですが、劇中にピアノがよく出てくるんです。演奏経験はないのですが、ピアノもやってみたいです。あと運動とは無縁の人生を送って来たのですが(笑)、2022年にピラティスを始めたんです。自分の体に合っているのかハマったんです。可愛いコスチュームを纏う目的も兼ねて、バレエを習えたらと思っています。あと占いで「語学をやったほうがいい」と言われたので、語学もやりたいです(笑)

全部に挑戦したら、ものすごく忙しい毎日になりそうですね(笑)

「時間は自分で作るもの」という言葉を大事にしているので、仕事などの合間に自分を整える時間を作ろうと思います! でも趣味って楽しいけど大変ですね(笑)

それでは、最後にドラマを見てくれる方にメッセージをお願いします。

2023年、鶴嶋乃愛にとっての始まりを主演ドラマとして出演させていただくことが、とても嬉しく思っています。『あなたは私におとされたい』の「立花ノア」役は私にとって、新境地でディープな役柄です。単にドロドロしたお話としてだけでなく、自分自身を考え直すようなきっかけになる部分もたくさんある作品になっています。ぜひ1月5日からの放送を楽しみにしてください。

「俺のことも落としてくれないかな」と言う男性からSNSなどのコメントで溢れるといいですね(笑)

はい、そう祈っています(笑)


【プロフィール】

鶴嶋乃愛

つるしま・のあ。2001年5月24日生まれ。高知県出身。
「第14回全日本国民的美少女コンテスト」(2014年)でファイナリストに選ばれ、2019年テレビ朝日「」にヒロイン・イズ役として女優デビュー。
2016年から2020年までは雑誌「Popteen」の専属モデルを務め、「TOKYO GIRLS COLLECTION」などファッションショーにも度々出演。アパレルブランド「Romansual」のプロデュースも行う。ティーンを中心に熱狂的なファンを持ち、CM・広告・グラビアで活躍。Z世代のポップアイコンとして注目されている。

公式Instagram:@felonyrose__n
公式Twitter:@felonyrose__n


【ドラマ情報】

MBSドラマ特区『あなたは私におとされたい』

2023年1月5日(木)スタート  毎週木曜 深夜0:59~ 

ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女、
理性と誘惑の攻防、ギリギリの不倫サスペンス

©「あなたは私におとされたい」製作委員会・MBS

ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女の駆け引きの中で「セックスレス」「ハラスメント」などリアルな社会問題を通じ夫婦の在り方を問う「異端の不倫マンガ」と話題の作品です。
証券会社勤務の相澤直也(村井良大)は同じ会社で働く妻・夏菜(宇垣美里)と社内結婚。2人は会社でも“おしどり夫婦”として有名だった。そんなある日、直也の支店に配属された新入社員の立花ノア(鶴嶋乃愛)。若く妖艶なノアは直也を誘惑し、彼女の色香に翻弄されつつも断り続ける直也だったが、ノアもあの手この手で直也を罠にかけていく。それは、辛うじて維持していた夫婦関係崩壊の序章に過ぎなかった。執拗に直也に迫るノアの目的とは一体…!?

公式サイト https://www.mbs.jp/anaoto/

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