髙橋海人、中村倫也のW主演で話題のTBS系金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」。特捜課課長の娘「葛城莉子」役で出演するのが、現在17歳、俳優の平澤宏々路。着実なステップを積み重ねて今作の出演を掴んだ彼女にフォーカスが当たる第4話が、7月25日(金)に放送されます。「莉子」がDOPEを所持しているのではないかという疑惑が浮かび上がる中、真実が特捜課により明らかになっていく展開から目が離せません! そんな平澤宏々路さんにプライベートでの近況もインタビューしているのでお楽しみに! キーワードは「花火大会」「WANIMA」です♪

Photo & Text:kukka編集部

年齢が上になるほど、歩きや動きのスピードに早さはあるけれど、話しのスピードや間は、子どもよりも余裕があり、落ち着いている印象です。そのバランスを気に留めながら演じました。あまりにも落ち着き過ぎてもいけないですし、 “学生らしさ”もバランスを重視しました。 “間”を詰め過ぎないことですね。家族と話す時には、あまり気を遣わずにゆったり自分のペースで話をすると思うので、その点は少し意識しました。家での家族の何気ない会話らしく、生意気に見えず、リラックスして見えていたら嬉しいです。

とても落ち着きがあって、現場でもその良い影響をもたらすような方です。ずっしり支えてくださっていて、温かみのある存在です。「この人がお父さんなんだ」という意識は強く持って役作りをしました。また、演じる上でも、娘には明かしていないものの、お父さんが持っている“正義感”は娘として引き継ぎたいと思いました。似ているところと似ていないところのバランスを取っていたので、その辺も上手く映っていると嬉しいです。

葛城家のように家族のシーンが出ることで、キャラクターが深掘りもされますし、またキャラクターの行動原理が見えてくるのではと思っています。父の「葛城康介」も特捜課ではメンバーをまとめ、部下にビシバシと指示を出しているのに、家では立場が弱くてあたふたしているんです。ただ、その根っこの優しさがあるから、特捜課のみんなも付いて来てくれるんだと思います。守るべきものがあるからこそ、あそこまで強くなれるのかもしれません。そういったものが、各キャラクターに見えてくればより面白く観られるはずです。

あれだけアットホームな家族であっても、言えないことが1つ2つ増えていくこともあります。それを解決するためには、お互いに素直になって話し合うことが大切だと、演じてみて再認識させられました。素直に話したからこそ、何かあった時でも関係を修復できるものですし。

 “人を魅了させる能力”が欲しいです!(笑)。人の目を惹くとか、注目を集める力は欲しいですね。この仕事をしていると、ついそう思ってしまいます。そこにいるだけで、注目を集めてしまう方がいるんです。人の注意を惹きつけられる能力があったら良いですね。もちろん努力して身に付けられる部分もあるとは思うのですが、それが難しい時にその能力があったら嬉しいです。

ドラマに出てくる異能力の中では、「未来予知」はすごく良いなと思いました。危険を回避できたら安心できますし(笑)。日常生活では、治癒能力が一番役立つのかなと思いました。聴力や嗅覚の能力は、日常生活が大変そうですね(笑)。聞きたくないものまで聞いてしまったり、嗅ぎたくないものまで嗅いでしまったり。

第1話の放送もリアタイしました。一視聴者として最初から最後までしっかり引き込まれました。みなさんのお芝居はもちろんですが、ドラマの世界観がすごくしっかりしていました。全員が持っている強さと正義感のほか、言い表せない闇の部分も目を惹かれました。考えさせるシーンもありつつ、時々緩さや笑いのあるシーンがあったりして、作品としてバランスの良さを感じられて楽しかったです。

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漫画で、最近アニメにもなった「タコピーの原罪」です。アニメも観て、素晴らしかったのですが、原作を初めて読んだ時はとても衝撃を受けました。原作の漫画ならではの表現も良くて、集中して読んでしまいました。重い内容の作品は最初から最後まで重々しいことが多いのですが、「タコピーの原罪」ではそれを覆された感じです。タコピーの明るいキャラクターに対して、人間たちは重たいものを抱え過ぎているなと感じました。みなさんにもアニメと原作漫画の両方を見て欲しいですね。

Netflixで観ることが最近は増えたのですが、その中でおすすめは『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』です。外見にあまり自信のなかった女性が事故をきっかけに自分のことを美女だと思い込み、自信を持つことで、人間関係も良くなり、性格も明るくなって人生がどんどん好転していく物語です。自信を持つことで人は輝けることを教えてくれた作品です。私自身もすごく勇気をもらいました。体型など見た目を気にしてしまう方も多いと思うので、それだけではないんだよ、とこの作品を観て自信を持つ大切さに気づいて欲しいと思います。自信を持っていなかった時はあんなにも上手くいかなかったことが、自信を持ったことで自分も取り巻く環境も変わることを教えてくれています。その女優さんの自信を持った姿に格好良いなと憧れました。

そうですね。まずは言葉を声に出してみるだけでもちょっと違って来ると思うんです。この作品を観るとそう思わせてくれるのでおすすめです。

暑さもあって、日焼け止めや下地には何が良いんだろうと考えています。もちろんどれも素晴らしいのですが、私に合うものを探していて、いまだに正解は見つかっていないんです(笑)。汗にはこれが良いけど、肌にはこっちの方が良いし、総合的にはこっちかな、と悩んでいます(笑)

WANIMAさんのことがずっと好きですね。どの曲も応援ソングばかりですし(笑)。だからテンションを上げる時には、WANIMAさんの曲を聴くことが多いんです。あとはディズニー作品の映画『ディセンダント』で使われている曲はどれも心に響くものばかりで、テンションも上がります。ディズニーならではの言葉選びだったり、海外のアーティストならではの真っ直ぐさも表現されて好きなんです。

いつも「ともに」を聴いているので「ともに」です♪

花火ですね。去年、花火大会に行けないままで終わってしまったので、今年こそは、と思っています! あとお祭りにも出かけて、屋台や出店に寄ってみたいですね。ただ暑さが厳しいので、そこを乗り越えなければ、と思っています。もしどこにも行けなさそうだったら、家族と手持ち花火をするつもりです。

夏はどうしても、かき氷屋に行っちゃいますね!(笑)。あとは胡瓜の一本漬けも毎回食べています♪ とにかく体を冷やしたいみたいです(笑)

はい、花火大会なのか手持ち花火なのか(笑)

さまざまなキャラクターのさまざまな関係性が盛り込まれた作品です。ひとりで観ても面白いですが、友人や家族と一緒に観て欲しいですね。自分にこの能力があったらとか、もしこの場所で同じ状況に遭遇したらどう動くのか、そんなことも考えながら観ていただけたらと思います。髙橋海人さんと中村倫也さんのバディに始まり、家族や恋人、友人、同僚との関係がありつつ、事件と向き合うドラマです。提示されている問題に対して、一緒になって考えて悩める作品でもあります。さまざまな関係性がどう変わっていくのかも含めて、観ていただけたら嬉しいです。


【出演情報】

金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』

舞台は謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】が蔓延している近未来の日本――。新人麻薬取締官の才木優人(髙橋海人)は、ある日突然、存在が世間に明かされていない秘匿性の高い部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」へ異動となる。そこで出会ったのは第一印象最悪な才木の教育係・陣内鉄平(中村倫也)。考え方が正反対で相性最悪の二人がバディを組むことになり、個性豊かな特捜課のメンバーと共に、DOPEによって巻き起こる不可解な事件の解決に挑んでいく。
DOPEを服用することで異能力を手にした“ドーパー” VS 生まれながらに異 能力をもつ者たちが集められた“特捜課”。彼らの本格バトルの先に待つ未来とは・・・?

<出演>
髙橋海人(才木優人)、中村倫也(陣内鉄平)
新木優子(綿貫光)、三浦誠己(葛城康介)、豊田裕大(柴原拓海)、久間田琳加(泉ルカ)、忍成修吾(椿誠司)、入山法子(陣内香織)、佐野和真(本郷壮一)、フェルナンデス直行(山田ニコラス)、熊井啓太(棗依央利)、蒼戸虹子(才木結衣)、平澤宏々路(葛城莉子)小池徹平(戸倉俊仁)、真飛聖(才木美和子)、伊藤淳史(山口始)、井浦新(ジウ)

原作 木崎ちあき『DOPE 麻薬取締部特捜課』シリーズ(角川文庫/KADOKAWA刊)
脚本 田中眞一
製作 TBSスパークル、TBS
主題歌 Uru 「Never ends」 挿入歌 King & Prince 「I Know」
© TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

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【プロフィール】

平澤宏々路 Kokoro Hirasawa

平澤宏々路(ひらさわ・こころ)。2007年9月21日生まれ、東京都出身。153cm。趣味:コスメ、散歩、リップクリーム集め、日本全国の和菓子を食べ歩く。特技:歌、殺陣、エア卓球、着付け、茶道。研音所属。
2009年にCM出演し、芸能界入り。2011年にドラマデビューを果たすと「江〜姫たちの戦国〜」「わたし旦那をシェアしてた」「浦安鉄筋家族」、映画『貞子3D2』などの話題作に出演し注目を集める。2020年スタジオジブリ長編アニメーション「アーヤと魔女」(NHK総合)では主人公のアーヤ役を務める。2022年Prime Video『仮面ライダーBLACK SUN』でヒロイン・和泉葵役を演じる。2023年10月期ドラマ「コタツがない家」ではマンガ家志望の女子高生・原木田れいら役を熱演。2024年10月期ドラマ「高杉さん家のおべんとう」ではヒロイン役「高杉久留里」役に抜擢。同年12月公開の映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では「等々力まどか」役を好演。2025年7月期TBS系金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」では、特捜課課長の娘「葛城莉子」役を演じる。また2026年には映画『終点のあの子』が公開予定。10代を代表する演技派女優として、今後も注目を集める期待の10代俳優。

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