
5月15日(金)より全国公開される映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』に出演する岡本望来さんへのインタビュー。「女性同士の“愛”を描いたガールズラブストーリー」を掲げる本作で、W主演を務める菅井友香さんと中村ゆりかさんの娘・林月役を、繊細かつ爽やかに演じ切った岡本さん。その自然体の演技が、作品全体に心地よい調和をもたらしています。プライベートでは、あふれる好奇心と屈託のない明るさが印象的。現在はSeventeen専属モデルとしても活躍しており、軽快なトークからも多彩な才能を感じさせます。俳優、モデルとして存在感を放つ14歳、岡本望来さんに注目です。
Photo:渡会春加
Style:伊藤信子
Hair & Make up:山口朋子
Text:kukka編集部
出演はどのような経緯で決まったのでしょうか。
オーディションを受けて、出演させていただくことになりました。受かったことを知った時は嬉しすぎて、走り出しちゃいました(笑)
若いですね(笑)。それくらい嬉しかったんですね。
公開を控えた今、振り返ってみて、撮影はどのようなものでしたか。
役柄的に演じることを楽しめました。演じた「月」は性格的に少し私と重なるところがある子だったんです。共感できる部分もあって、どのシーンの撮影も楽しくて楽しくて仕方がなかったです。ずっとニコニコしながら撮影をしていました。


演じた「林月」はどのような人物像でしょうか。
元気で、明るくて、好奇心が旺盛なんですが、時には空気を読むことのできる繊細な面も持ち合わせた、すごく良いキャラクターだと思います。二人のお母さんがケンカしているのを読み取って、どう行動すべきかを考えられる子です。
岡本さんにもそういったところがあるのでしょうか。
空気は自分では読めていると思います(笑)。元気で、いろいろなことにワクワクする性格は似ています。あと宿題を溜めてしまうところも似ていると思います(笑)
監督からは「月」役について、何か指示はあったのでしょうか。
「ここのシーンはこういう動きを見せた方が良いんじゃないか」「こういうセリフを入れてみたら良いんじゃないか」「ここはこういう行動をしてほしい」と、段取りの前にたくさん話をしました。監督が「宿題が面倒な時はどうする?」とか「暇な時は何をしているの?」とか、私に質問をして、その反応を役に生かしてくれていました。
「2人の母親がいる」あまり多くない家庭環境で育つ「月」ですが、その点で何かを意識して臨まれたのでしょうか。
「月」自体も、「お母さん」と「ママ」ということを気にしていない子だと思います。ただ、菅井さん演じた「樹」の方がお母さんで、「冬雨」の方がお父さん。「樹」は家事をしているし、「冬雨」は働いているし、「月」は「樹」に怒られることが多くて、「冬雨」に逃げることもあるんです。よくお父さんが娘に甘い感じと同じで、そういうのも、感じ取れました。
実際の岡本家では、同じようなところがあるのでしょうか。
岡本家のお母さんは優しいんですけど、きちんと怒るところでは怒ります。お父さんは甘いです(笑)。いつもふわふわしています(笑)
お母さんに怒られた時、お父さんのところへ行くこともあるんですね。
はい。なくはないです(笑)



共演された菅井友香さん、中村ゆりかさんの印象を聞かせてください。
菅井友香さんは、ニコニコされていて、中村ゆりかさんはクールでかっこいいイメージでした。役柄上もそうですが、撮影以外の場面でも仲が良かった印象です。
「月」役を演じて、一番手応えのあったシーンはどのシーンでしょうか。
終盤に、家をみんなできれいに掃除する場面がありそこで「樹」と「冬雨」と「月」の3人であるものを取り合うシーンがあるのですが、実はアドリブなんです。そのシーンの撮影はものすごく楽しくて、ずっと笑っていたんです。そこのシーンはぜひ注目して見てほしいですね。
撮影で大変だったことは何かありますか。
家族みんなで高原に出かけるシーンがあるのですが、天気が良くて風もあって気持ち良かったんです。でも、虫がすごく苦手で……(笑)。虫に囲まれて大変でした。


岡本さんがお芝居をする上で、意識されていることを教えてください。
私の場合、緊張すると気持ちが昂ってしまって、余計に喋ってしまうところがあるんです。楽しくなってしまうと、演技中に自分の素が出てしまうことがあるので、役に入り込みすぎて興奮しないように意識しています。
あと、オーディションの話にはなるのですが、みんなと同じことをするのではなく、少しの違いを入れてみた方がいい、と以前にアドバイスをいただいたことがあります。その方が、見ている側も面白いと思ってもらえるので。たとえ、その時のオーディションで合格できなくても、そういった自分で考えたお芝居を覚えていただいている可能性もあると思うんです。そういったことをオーディション前に自分で考え、少し違う工夫を試すように意識しています。
今回のオーディションでも、そういった違いを加えた演技で、手応えはあったのでしょうか。
「みんなと違うこと」は頭に入れていました。今回は家族がテーマの作品だったので、オーディションで相手をしてくださる方に、本当の家族のようなボディタッチするなど遠慮せずにグイグイといきました。手応えがあったかなかったかで言うと……(笑)。いつもオーディション後に「どうだった?」と尋ねられるのですが、分からないので、とにかく終わった時に「楽しかったな」と思えるよう意識しています。想像してきたお芝居をオーディションで100%出し切れることはあまりないのですが、それでも「全部出してやり切れた」感覚を大切にしています。
いつか、こんな役をやれたらといった希望はあるのでしょうか。
面白い役をやってみたいです。面白くさせるのは、難しいことだと思うんです。でも、振り切ってできるようなお芝居をできたら嬉しいです。


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話し方がとてもしっかりされている印象の岡本さんです。将来的に俳優以外のバラエティなどのお仕事にも挑戦したい気持ちはありますか。
すごく憧れています♪ でもいざ出ることになったら緊張でただ頷いているだけになってしまいそうです(笑)。いろいろな経験を積んでバラエティ番組などでも、堂々と喋れるようになれたらと思っています。
プライベートではお休みの日、どんな過ごし方をしていますか。
友だちに誘われたら出かけるのですが、何もないと基本的にお昼頃まで寝ています(笑)
それは何度寝かして、お昼まで寝ているのですか。
いえ、爆睡して一度も起きずにお昼まで寝ています(笑)。お母さんに起こされてようやく起きます。
寝るのが遅いのですか。
平日は、夜10時、11時には寝ているのですが、休日前は家族団欒の時間があるんです。ジュースを飲みながら、テレビや映画を見て、夜12時頃に寝ることが多いです。
きょうだいはいますか。
お姉ちゃんと妹がいます。
真ん中っ子なんですね。
お姉ちゃんの気持ちも妹の気持ちも味わえます♪
仲良し姉妹ですか。
お姉ちゃんのことがすごく好きで、いつも「可愛い」と言っているんです(笑)
妹さんとはどうですか。
ケンカすることが多いです(笑)
賑やかそうですね(笑)

現在、中学3年生ですが中学生のうちにやっておきたいことはありますか。
目標でもあるのですが、長期の休みを楽しみたいです。高校生になると、みなさん忙しそうですし。その長期休みを確保するために、「テストで赤点を取らないようにする!」が目標です(笑)。中学生の勉強で赤点を取っていたら、高校生なんてもっと難しい勉強になりそうなので。休み期間に補習授業があるだけで、長期休みを楽しめるか楽しめないかが決まるので。
ちなみに不得意な教科は何ですか。
自分が自覚していて苦手なのは数学です。でも何故かテストの点数が良くないのは国語です。すごく自信を持って国語のテストを受けるんですけど、結果が帰ってくるといつも「なんで悪いんだろう」ってなります(笑)
逆に得意な科目は何ですか。
歴史です。たぶん暗記系が得意みたいです。テストに出ると言われた全範囲を覚えて挑んだら、この間のテストは良い成績だったんで。暗記には赤シートを使う派です♪
お出かけシーズンですけど、出かけて何をしたいですか。
いちご狩りに出かけたいです♪ したことはあるのですが、かなり昔なので。いちご狩りへ行って、自分が納得するまで食べ尽くしたいです。練乳とかかけたりして♪
では最後に映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』を見てくれる方へメッセージをお願いします。
「樹」が家事をしてくれる、「冬雨」が仕事をしてくれる、それが当たり前なことになってケンカが起きてしまいます。一見ほっこりした印象のある作品ですが、「当たり前」がとても大切だと教えてくれる作品です。劇場へ足を運んで見てもらえたら嬉しいです。


【プロフィール】
岡本望来 Okamoto Miku

岡本望来(おかもと・みく)。2011年10月13日生まれ。大阪府出身。身長:153cm。テンカラット所属。
現在、Seventeen専属モデルとして活動するほか、俳優としても数多くの作品に出演。ドラマでは、2020年NHK連続テレビ小説「スカーレット」大野桃役をはじめ、2020年〜2021年EX「仮面ライダーセイバー」謎の少女ルナ役、2022年NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」立花栞役、2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」第21週(辛島愛 役)ほか。映画では、2023年「おとななじみ」加賀谷楓(小学生期)役のほか、2026年05月『チェイサーゲームW 水魚の交わり』林月役、2026年6月12日公開『祝山』に出演する経験も実績も十分な期待の14歳。
公式Instagram:@miku_okamoto_official
公式サイト:https://tencarat.co.jp/okamotomiku/
【出演情報】
2026年5月15日(金)より新宿バルト9ほか全国公開 !
映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』

ドラマ「チェイサーゲームW2 美しき天女たち」から7年後ー。樹と冬雨は、中学生になった娘・月とともに、静岡県・伊東市で暮らしている。家事や子育て、仕事に追われる日々の中で、共に過ごす時間はいつしか「当たり前」になっていく。 7年という歳月の中で、ふたりの関係は“恋人”から“家族”へと変わり、少ずつすれ違いを見せ始める。
お互いの何気ない言葉や態度に心を乱されながらも、表向きは穏やかな家庭を保ち続けるふたり。しかし娘の月は、両親の間に漂う違和感を敏感に感じ取っていた。 ある日、トラブルに巻き込まれた月は、タクシードライバーの梢に助けられる。その出会いをきっかけに、樹と冬雨は初めて互いの本音と向き合い、すれ違っていた“愛”のかたちを見つめ直していく。
家族として、そしてパートナーとして、変化してしまった「愛」を見つめ直し、再び歩み寄ろうとするふたりの姿を描いた、大人のガールズラブストーリー。
<出演>
菅井友香 中村ゆりか 岡本望来 黒谷友香 / 伊藤歩
原作:「チェイサーゲーム」 漫画原作:松山洋 漫画:松島幸太朗
脚本:アサダアツシ
監督:太田 勇
製作幹事:株式会社サイバーコネクトツー
製作プロダクション:ダブ
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2026映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』製作委員会
公式サイト:https://chasergamew-movie.jp
公式X:@ChaserGameW2026
公式Instagram:@chasergamew2026
公式TikTok:@chasergame_w_movie

