総合エンターテインメント企業の株式会社アミューズが約6年ぶりに開催した大規模オーディション「NO MORE FILTER」。創立45周年を迎えた昨年10月16日(月)より応募受付をスタートし、約8,000名がエントリーした本オーディションの最終審査会が、5月6日(月・祝)に大手町三井ホールにて開催された。 グランプリを獲得したのは東京都出身・黄 兆銘(コウ ヨシアキ)さん(20歳)。準グランプリは西浦 心乃助(ニシウラ シンノスケ)さん(14歳)、審査員特別賞は鈴木 太士(スズキタイシ)さん(18歳)、またTHE KISS賞はグランプリを獲得した黄 兆銘さん(20歳)がダブル受賞となりました。

これまで45年の歴史で、不定期ながらも度々全国的な大規模オーディションを開催し、野村周平・吉沢亮・清原果耶・堀田真由・金子大地・茅島みずきといった様々な才能を発掘してきたアミューズだが、今回は創立以来初となる”ボーイズオーディション”として開催。サブタイトルの「NO MORE FILTER」には、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたい、”フィルターは必要ない!”という想いが込められており、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けていないことも、このオーディションの特徴である。

この日の最終審査会には、1次写真・動画審査、2次WEB面談審査、3次合宿審査を経て選ばれた8人がファイナリストとして登場。アミューズボーイズオーディションのキービジュアルにも登場している鈴木仁・細田佳央太・新原泰佑・本島純政が声高らかに「開会宣言」を行うと、いよいよ審査がスタート。まず、最初に行われた<アピールタイム>では詩の朗読や早着替え、弾き語りとファイナリストそれぞれが工夫を凝らしたパフォーマンスを披露するなど、ジャンル区分をあえて設けていないことで、それぞれの個性も思い描く夢も多様なことが伝わった。また今回の最終審査会では、ファイナリストが自分らしさを思う存分発揮できるように前半・後半4名ずつに分かれて行われた<トークタイム>も。それぞれが事前に答えたパーソナルなアンケートを基にしたクイズコーナーで、トーク力や人柄やファイナリスト同士、合宿審査などを経て仲良くなった様子も垣間見ることができる審査会となった。

最終審査の結果、グランプリに選ばれたのは父にマレーシア人、母にロシア人を持つ黄 兆銘さん(20歳)。アピールタイムで「ルパン三世のテーマ」をトランペットで披露し、審査会の最後で行われたスピーチでは緊張しながらも「誰かの憧れの存在になりたい。」と力強く話した。

グランプリの発表時には、「開会宣言」にも登場した鈴木仁・細田佳央太・新原泰佑・本島純政がプレゼンターを担当。鈴木仁がグランプリ発表者を読み上げ、トロフィーを渡した。続いて、細田佳央太と新原泰佑が賞金ボード、本島純政が花束を送り、新しいアミューズの後輩にエールを送った。

THE KISS賞に引き続き、グランプリを受賞した黄さんは「このような素敵な賞をいただけて、心の底から夢を叶えたいと思いました」と喜びを語り、受賞できたのはリラックスした自分の素の一面が見せられたからだとも話した。「会場に応援に来ていた母親に今日のお夕飯は何を作ってもらいたいですか」とMCからふられると、審査のトークパート部分で語っていた、人生で一番感動したのは、留学から帰ってきたときに食べた母親の“かための”ハンバーグだというエピソードを回収するように、「かためのハンバーグをお願いします!」と呼びかけ、会場は和やかな雰囲気に包まれながらアミューズボーイズオーディションは幕を閉じた。

なお準グランプリにはアピールタイムでリフティングと手品を披露した兵庫県出身・西浦 心乃助さん(14歳)。審査員特別賞は爆風スランプの「Runner」をBGMにトレーニングを披露した静岡県出身・鈴木 太士さん(18歳)、THE KISS賞にはグランプリも受賞した黄 兆銘さん(20歳)がそれぞれ受賞した。

創立45周年を迎えた総合エンターテイメント企業アミューズが選んだ、これからさらに輝きを増す才能の原石たち。今後の活躍に是非とも注目してほしい。

写真:古屋呂敏


アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER」

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