
放送中の日曜劇場『リブート』で、主人公「儀堂 歩」の直属部下「寺本恵土」役を演じる中川大輔さんへのインタビュー。日曜劇場史上類を見ない怒涛のスピードで急展開するストーリーの中、一人独特の存在感を出す「寺本」をどのように捉え、演じているか、しっかりインタビューをさせてもらいました。主役クラスの俳優陣にも囲まれ、役者として大いに刺激を受けたという本作。「肉体的にも精神的にも入り込んでいくような役に挑戦してみたい」と話す、俳優・中川大輔さんの今も、これからにも期待せずに入られない注目作です!
演じられている「寺本恵土」は、どのような人物像と捉えていますか。
視聴者から見て“少し失礼なヤツだな”という印象を持ってもらえたらと思って演じています。全員がそうではないのですが、今どきの若者感があるフランクな部分を持っているような。ドラマの中でのZ世代代表ではないですけど(笑)。そういった要素がシリアスさのあるドラマにエッセンスとして加えられたらと思っていました。
確かにサスペンスさのあるドラマの中で、少しの違いを見せる存在でもありますね。
この物語の中で、自分の立ち位置を考えた時に、少し緊張感が緩和されるようなヌケたキャラクターになれたら良いなと考えていました。
「寺本恵土」は、昔の刑事ドラマではあまり見かけない役の印象です。年上の人にもあまり気を遣わない感じを出すことで、現代の物語なことを少しでも感じ取っていただけたらと思っています。少しやる気が無く、定時にはしっかり帰ってしまいそうな(笑)。そういった警察組織の現代っぽさを「寺本」役で表現したくて。実際のことは分からないですが、そういう方も、今の警察にはいらっしゃるんだろうと考えて演じていました。
確かに、どの会社や組織にもいておかしくない人物かもしれないですね。
現代の若者の警察像を作品の中で作れたら良いなと思っています。
人物像を踏まえた上で、演じる際にはどのようなことを意識されたのでしょうか。
ギリギリ怒られないくらいの失礼さをもって上司と接するようなところですね。「寺本」にとっても「義堂」さんは怖い人だと思うんです。でもギリギリ怒られないくらいの失礼な態度を取ってみたりはするのだろうとも思って。人によってはその度合いを変えるでしょうから、池田鉄洋さんが演じる「三上係長」にはさらに失礼な態度を取っても怒られないだろうなとか(笑)。そこのバランスのようなものは演じながら意識していました。ここまで行ったら、さすがに「義堂」さんでも怒るかなとか。気を付けつつ、でも自由奔放に働いている塩梅を意識しました。「義堂」さんにはさすがにタメ口は利けないけど、「三上係長」にはタメ口を利いても怒られないだろう、みたいな(笑)。そういった強かさを気にしながら演じました。
自由奔放さとそれをやり過ぎないバランスを意識されていたんですね。
その辺は感覚として持っている人なんだろうな、と想像しました。ただ単に失礼な人ではなく、場と相手を弁えられる人間なんだろうなと思いました。
相手によって絡み方が変わるところが「寺本恵土」役の見どころですね。
人によっては、タメ口だったりするので(笑)。タメ口を使った後に敬語を使ったり、そのあたりにも注目して見ていただけると嬉しいです。



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共演されている方も日曜劇場ならではな豪華キャストばかりです。
鈴木亮平さんは忙しい撮影の中でも、僕のシーンのことで30分くらい一緒に話し合ってくださいました。時にはお芝居を合わせてみてくださったりだとか、そういったさまざまなことをしていただけたことが印象に残っています。少し先のシーンについても、「まだ撮影は先なんだけど、あそこのシーンで少し気になることがあったんだけど今話してもいい?」と尋ねられたり、常に台本と向き合っている印象を持ちました。お芝居のことだけではなく、気さくにみなさんと話もしていらっしゃいました。そうかと思うとスイッチの入った瞬間に、お芝居のモードに切り替わる方でした。
鈴木亮平さんの振る舞いにも注目されていたんですね。
鈴木さんは、毎日、元気いっぱいなんです。その秘訣をどうにかして解き明かしたいと思っていたんです(笑)。お話を聞いたら、やっぱり主演の方が元気だと、現場も元気になるからと仰っていました。そういう心掛けは簡単なようにも思えますが、約3か月間、毎日毎日、元気に現場にいることってすごく大変なことですよね。その姿は見習いたいですし、自分もこうなりたいと思いました。
ほかにも主役級の方々が出演されていますね。
松山ケンイチさんも一緒に撮影するシーンがあって、お話をさせていただきました。僕の実家が農家なのですが、松山さんも農業をされているので、そういったお話をさせていただきました。
伊藤英明さんとはトレーニングの話をさせていただきました(笑)。僕もトレーニングをしているのですが、伊藤さんはさらに大きな筋肉なので、お互い、どんなトレーニングをしているかなどを話し合ったりしていました。
伊藤さんと中川さん、トレーニングの話は止まらなそうですね(笑)
やっぱり筋トレの話って、筋トレをしている人からすると興味深いのですが、現場にいた筋トレをしていない人からしたら、すごく退屈な時間だっただろうなと思います(笑)
すっかり「中川大輔=筋肉」なイメージになりつつあります(笑)
一年ほど前だと“筋肉”のイメージはあまりなかったと思うんです。去年あたりから“筋肉”のことを言ってくださる視聴者の方もいて、トレーニングを頑張ってもいるので、そこを褒めていただけるのはすごく嬉しいです。
鍛えていると劇中でも見せたい気持ちにもなるのでしょうか。
どうでしょう。そういう役があれば、全力でさらに大きくしたいと思いますし。逆に役によっては、絞れるところまで絞りたい気持ちはあります。ただ単に筋肉を大きくするのではなくて、さまざまな役に向けて、体を作っていきたいです。
フィジカル的な役作りも歓迎ということですね。
そういう俳優になりたいです。
ぜひスポーツ系ドラマや時代劇などの役でみられるのを楽しみにしています。


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今作「リブート」でもそうですが、多彩な役が求められているように思います。
去年のドラマ『ifの世界で恋がはじまる』では営業部のエース「大狼誠司」役を演じて、次に現在の『リブート』で飄々とした「寺本恵土」役を演じさせていただいているのは、本当に役者冥利に尽きることだと思います。視聴者から“全然イメージが違う”、と言ってもらえるような俳優になりたいです。自分としては、あまりこういう役は演じたくないというものが無いんです。どんな役でも全力でチャレンジできる俳優で常にありたいです。
こんな役が自分に来たら面白いだろうな、と想像することはありますか。
さきほどの話にもなりますが、筋肉系の役が来たら楽しそうですね(笑)。以前、パティシエを演じた時には、しっかりとパティシエの練習がありました。同じようにスポーツ選手役も、スポーツを極めていくうちに役作りも一緒にしていると思うんです。そういった肉体的にも精神的にも入り込んでいける役者になりたいです。
記事にしてやりたいことや役を言葉にしていると、そのうち本当にオファーをくれるかもしれないですしね。
以前「メンズノンノラジオ」で、いつかヨーロッパ企画さんの作品に出たいな、と話をしていたら、半年後に、本当にヨーロッパ企画さんからオファーをいただけたんです。声に出すことって大事だなと思いました。
『リブート』への出演がご自身にとって、どういった収穫があったと捉えていますか。
脚本家の黒岩勉さんが撮影現場を見に来られた時に仰っていた言葉が印象的でした。「面白い作品はたくさんあるけれど、世に受け容れられるかどうかは分からない。今まで見てきた作品で現場の熱量が高い作品は、面白さがきちんと届くと思う」と。そういう現場作りができるような俳優になりたいと、今回の作品で強く思うようになりました。
確かに現場の雰囲気までもが作品に投影されるかもしれないですね。
たくさんのヒット作を生み出してきた方が、そのように現場を見ていらっしゃるんだと知り、すごくありがたい言葉をいただけたと感じました。『リブート』もすごく面白い脚本ですし、それがキャストにも届いて、現場のみんなで楽しく熱量をもって作り上げています。そして、それが画面から視聴者のみなさんに伝わるのかと思うと、今回の現場に参加できていること自体が大きな勉強になりましたし、これからも自分もそういう現場に携わっていけるようになっていきたいです。



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寒い季節がまだ続きますが、寒い季節の楽しみ方を教えてください。
個人的にオシャレは寒い季節の方がしやすいと思っています。コートやダウンを着ることができるのは、コーディネートを考えるうえでもバリエーションがあって好きですね。僕は夏場だとどうしても同じような恰好になりがちなので。冬はいろいろなバリエーションを考えられるので楽しいです。
寒い季節の食事と言えば「鍋」ですが、中川さんは何鍋派ですか。
出汁と具だけを入れて、ポン酢で食べるのが昔から好きなんです。実家でよく出るメニューでした。ポン酢に付けて、一味や七味など辛い香辛料を掛けまくって(笑)。そう食べるのが、僕の中では昔からの一番美味しい食べ方です。
手の込んだ料理はあまりしたことがないのですが、鍋は具材をザクザクザクと切って、そのまま鍋に入れて蓋をして、あとは待つだけ。そのままお鍋に箸で直接行っちゃうみたいなのが良いです(笑)
得意料理を聞かれたら、何と答えますか。
よ白菜と鶏むね肉を買ってきて、ブツ切りにして、煮て、出汁を入れて食べるタンパク質メニューをよく作るんです。見た目も何も気にして作っているわけではないので、到底、人に振る舞えるような料理ではなくて。モシャモシャと自分で食べる、それが僕の得意料理です(笑)
筋肉系にも良さそうなメニューですね。
そうですね、ビタミンCとタンパク質を摂れるので。

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発売される中川さんのカレンダーについて教えてください。
4月はじまりのカレンダーになるのですが、今年も去年と同じカメラマンの石田真澄さんに撮っていただきました。ロケ地は母校でもある武蔵野美術大学です。前回のカレンダーが自然の多いところでの撮影だったので、今回のテーマは建造物に決めて、撮影しました。大学に通っている頃から、校内にある建物を見てカッコ良いなと思っていたので。ほかにも、名作建築で撮ることができたり、東京の夜景が見えるところだったり、前回とは違う建物や都会らしさを撮ったカレンダーになっています。ある意味、文化的な香りのするカレンダーに仕上がったかなと思います。
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久しぶりに母校を訪れた印象はいかがでしたか。
大学の方もすごく協力してくださいました。撮影チームみんなと大学で、久々に学食でご飯を食べました(笑)。楽しかったですね、学食で食べるということが新鮮でした。
学生時代を思い出しながら、楽しく撮影ができたんですね。
はい、良いカレンダーになっていると思います。デザイナーの方にも参加してもらったカレンダーなので、オシャレにも仕上がっています。写真も台本もなく、雰囲気のあるところを歩きながら撮ったので、アドリブっぽさをうまく切り取ってもらった写真です。
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最後にドラマの話に戻らせて頂いて、視聴者へ中川さんからメッセージをお願いします。
『リブート』は、衝撃的な展開が毎回、更新されながら、最終話に向かっていきます。もちろん最終話に向けても、いろいろなサプライズがあります。希望としては、リアルタイムで見ていただき、ネタバレもないまま見ていただいた方が、衝撃を受けられると思います。ぜひ、楽しみながら見てほしいです。最終話まで驚きの最高到達点を更新していくような展開です。ぜひ期待して、ご覧ください。


【プロフィール】
中川大輔 Nakagawa Daisuke

1998年1月5日生まれ。東京都出身。184cm。B型。趣味:ラジオを聴くこと、読書。特技:絵を描くこと、模型製作。研音所属。
『MEN’S NON-NO』専属モデル。第31回メンズノンノモデルオーディションにてグランプリを受賞。モデル業の傍ら、俳優としてもドラマ、映画、舞台など多くの作品に出演。2025年以降として、1月期 NHKドラマ10「東京サラダボウル」(杓野玲央役)、同期E X系「フォレスト」(槙野俊太郎役)、2/7公開映画「大きな玉ねぎの下で」(喜一役)、7月期水曜プラチナイト「海老だって鯛が釣りたい」(水沼脩役)、MBS「ifの世界で恋がはじまる」(大狼誠司役)で出演。 現在、Abema「今日、好きになりました」の見届け人として出演するほか、TBSテレビ 日曜劇場「リブート」に寺本恵士役で出演中。放送中のTX「旅と僕と猫」では猫神守役で単独初主演を務めている。モデルとして俳優としても、今後ますますの注目を集める存在。
公式Instagram:@nakagawadaisuke_official
公式スタッフX:@daisuke_n_staff
公式サイト:https://www.ken-on.co.jp/nakagawa
【中川大輔 カレンダー】
中川大輔 2026.04-2027.03カレンダー

3,500円(税込)
発売日 2026年3月28日(土)
仕様 32ページ / A5サイズ / 2026年4月~2027年3月カレンダー
>>詳細・購入はこちらから
<発売イベント開催>
「中川大輔 2026.04-2027.03カレンダー」発売記念イベント
日程:2026/3/28(土)
開演日時:11:15
会場:御茶ノ水・オチャノバ 7F (東京都) 東京都千代田区神田駿河台4-3
>>詳細・チケット購入はこちらから


【出演情報】
毎週日曜よる9時放送中
TBSテレビ 日曜劇場『リブート』

愛する人の死を巡ってうそと真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒涛のスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”
<主演>
鈴木亮:平早瀬 陸(リブート後)/儀堂 歩
戸田恵梨香:幸後 一香
永瀬 廉(King & Prince):冬橋 航、蒔田彩珠:足立 翼、中川大輔:寺本 恵土、藤澤涼架:霧矢 直斗、与田祐希:幸後 綾香、上野鈴華:マチ、藤田ハル:寄居 俊、矢崎 滉:早瀬 拓海、あかせあかり:リッカ
松山ケンイチ:早瀬 陸(リブート前)
野呂佳代:桑原 瞳、塚地武雅(ドランクドラゴン):菊池、津田篤宏(ダイアン):安藤
吹石一恵:合六 陽菜子
伊藤英明:真北 正親
山口紗弥加:早瀬 夏海、池田鉄洋:三上 章大、酒向 芳:海江田 勇、黒木メイサ:儀堂 麻友、原田美枝子:早瀬 良子、北村有起哉:合六 亘
<スタッフ>
脚本:黒岩勉
主題歌:Mr.Children「Again」(TOY'S FACTORY)
音楽:大間々昂 木村秀彬
プロデュース:東仲恵吾
協力プロデュース:國府美和
演出:坪井敏雄 田中健太 元井 桃
製作著作:TBS
ドラマ公式X:@reboot_tbs
ドラマ公式Instagram:@reboot_tbs
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/REBOOT_tbs/
TVer:https://tver.jp/series/srpleivvzt

