アーティストとして活躍する安斉かれんが、ずっと夢に描いていた写真集を8月4日(木)に発売。同12日(土)には、発売記念イベントをオフライン、オンラインで開催。そんなまた一つ、夢を実現した彼女に写真集のこと、最近のプライベートについて尋ねてみました。写真集でもプライベートでも、自然体で飾らない安斉かれんの魅力を紹介します。

Photo:Arakat
Text:kukka編集部

写真集をリリースした現在の心境を聞かせてください。

25歳までに写真集を出してみたい気持ちがあった中で、今回の話をいただけたので、企画の段階からずっとワクワクした気持ちでいます。

撮影場所が、安斉さんの地元の神奈川の藤沢と沖縄でした。どのような経緯で決まったのでしょうか。

以前からファースト写真集の撮影場所は、地元の藤沢で撮りたいと夢に思っていたので、この企画が決まってすぐにお伝えさせて頂きました。沖縄は、スタッフの方からの案で、私のイメージが「夏の海」だったようなんです。そのため「夏の海」をイメージした候補の中から、最終的に「沖縄」に決まりました。

地元・藤沢の中でも、ここだけは外せないと考えていた場所はあったのでしょうか。

ピンクの衣装を着てサックスを演奏しているカットの撮影場所です。そこは本当に小さな頃からずっと遊んでいた場所なんです。きっと地元の友人がこの写真を見たら、「え、ここで撮影したの⁉︎」と間違いなくビックリするはずです(笑)。だから撮影できると決まった時は、本当に嬉しかったですし、私にとって外せない場所でした。

今回、すべての写真を撮影したカメラマンの西田幸樹さんはどのような印象ですか。

西田さんは今回の撮影で初めてご一緒したカメラマンさんです。明るくて、心の底から優しさが伝わる、それでいて可愛らしい方です♪ たまに親父ギャグを言ってきます(笑)

撮影期間中、沖縄での天気は良かったのでしょうか。

私、雨女なんです(笑)。でも今回の写真集撮影は、雨に降られず大丈夫でした♪

衣装やヘアメイクに対して、安斉さんからリクエストはあったのでしょうか。

写真集はナチュラルなイメージを持っていたのですが、どこかに“かれんらしさ”を残さないといけないと思っていたので、ナチュラルでありながら可愛らしさも散りばめられたものを意識しました。写真集だけれど、スタイルブックのテイストも加えたようなイメージです。撮影でも、どこまでのナチュラルにするか、どこまでの可愛いさにするかといった加減が難しかったです。アクセサリーやリップの色味とか細かなところまで、スタッフのみなさんとすごく話し合いながら作り上げました。

写真集のタイトルが『in all ♡』ですね。

写真集のタイトルとしての読み方は「イン・オール」です。元々は、私の好きな言葉で「すべて愛の中で」の意味を指す「イン・オール・ラブ」から来ている言葉です。仕事でもそうなんですが、すべてのことが愛の中で生かされていることを忘れないでいたいとの思いがあり、写真集のタイトルに決めました。別の候補案に、ひらがなで「あいあむかれん」もあったんですが、却下されました(笑)

以前から思い入れのある言葉がそのままタイトルになったんですね。

はい。タイトルにあるハートマークは私の手書きをそのまま使っています。

水着の写真を撮るなら写真集でと決めていた、とリリースコメントに書かれていましたね。

普段、歌を歌っているとなかなか水着を着ての撮影はないんです。ただいつかは水着の写真を撮っておきたいと考えていたので、それならば自分を代表するような写真集撮影の機会でと思い、今回挑みました。

衣装の水着選びもこだわったのではないでしょうか。

イメージしたのは、グラビアぽさよりスタイルブックに登場する水着でした。女の子がプールに着て行くような水着です。

写真集の撮影だから撮れたカット、撮れた表情のような一枚はありますでしょうか。

地元の藤沢のカットは、本当に地元の友だちと一緒に遊んでいるような笑った表情が撮れました。あまりこういった笑顔を出したことがなかったので珍しい写真だと思います。あと沖縄での撮影で、Calvin Kleinのパンツを着たカットはほぼスッピンで撮らせてもらっています。ここまでナチュラルメイクな写真を撮ったことがないですし、その点は本当に新しい挑戦だったと思います。

撮影以外のオフの時間で、何かエピソードがあれば教えてください。

写真集撮影の前、約1カ月半はずっと食事制限をしていました。そのせいもあって、沖縄での撮影を終えた最終日、みんなと一緒にオリオンビールを飲めたのは良い思い出です(笑)

スタイルキープのため、約1カ月半の間、一番頑張ったなと思うことはどんなことですか。

普段はお酒を毎日飲んでいるんですが、その期間は本当に飲むことを絶って頑張りました。ほかにも脂質や糖質の摂取を常に考えて過ごしていました。あと、有酸素運動でもあるウォーキングを毎日し欠かさず続けました。朝と夜のウォーキングで合計すると、毎日10キロを目安に続けていました。

対面とオンラインでのイベントが8月12日(土)にありますね。

ファンの方と会えるのは楽しみにですし、写真集だからこそ初めてお会いできる人がいると思うので、貴重な機会だなと思っています。みんなとコミュニケーションが取れるのが楽しみです。

写真集以外のプライベートなことについても幾つか質問させてください。この夏、安斉さんが計画していることを教えてください。

この夏は久しぶりに開催されるお祭りが多いので、たくさん出かけたいと思っています。家の近所のお祭りや、みんなで花火大会の席を予約したり、浴衣を着たり計画中です。

最近、ハマっていること、推し活していることなどがあれば教えてください。

最近は、立体パズル作りにハマっています。完成すると置物になるようなパズルです。外に出ても暑いので、ずっと家で一人で作っているんです(笑)。今作っているのは、友だちに作って欲しいと言われた「KAWS」のキャラクターパズルです。友だちはできあがった立体パズルは欲しいけど作りたくない人で、私は立体パズルは要らなくて、ただ立体パズルを作っていたいんです(笑)

お互い、足りないものを補い合っているバランス良い関係性ですね(笑)

はい、私は完成に向かって没頭しているのが好きなんです。

典型的なお休みの日の過ごし方を教えてください。

基本的には、ずっと家にいて外に出ないタイプです。犬を2匹飼っているので、一緒にゴロゴロしていることも多いです(笑)。一人でいることが好きなので、自分から友だちを誘うようなことはほとんどないですね。

この写真集を発行することを通して、自身の中で一番成長できたなと感じているところはどのような点でしょうか。

1枚の写真を撮るために、企画から衣装やメイクまで、携わることはMV撮影でもなかなかないことなので、とても貴重な経験でした。1カット1カットをチェックして、どの写真が良いかするほど、時間も愛情も込めて、みんなで作り上げることができたことも良かったです。

では、最後に今後の目標とメッセージをお願いします。

初めての写真集を出すということで、今までしてこなかったことにも挑戦して、新しい一面を出すことができたと思います。自分の振り幅もさらに広がったと思うので、いろいろなお仕事に生かしていけたらと思っています。


【プロモーション】

発売日:2023 年8月4日(金)

安斉かれん 1st写真集『in all ♡』

発売日:2023年8月4日(金)
仕様:B5判/オールカラー112ページ
定価:3,520円(税込)
発行:小学館
撮影:西田幸樹
プロデュース:Kaori Oguri


【発売イベント】

<対面イベント>
8月12日(土)開催
HMV&BOOKS SHIBUYA
https://www.hmv.co.jp/store/event/47945/

<オンラインイベント>
8月12日(土)開催
HMVオンライン
https://www.hmv.co.jp/news/article/230606132/


【プロフィール】

安斉かれん Karen Anzai

安斉かれん(あんざい・かれん)。1999年8月15日生まれ。神奈川県出身。エイベックス・マネジメント所属。
2019年5月リリースのデジタルシングル「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でavexよりメジャーデビュー。以降コンスタントに作品を発表する傍ら、2020年4月から7月まで放送されたテレビ朝日とABEMAの共同制作ドラマ「M 愛すべき人がいて」にて主人公・アユ役を演じ、大きな話題となる。2023年3月に1stアルバムとして「ANTI HEROINE」と「僕らはきっと偽りだらけの世界で強くなる。」の2作を同時リリース。

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