
5月15日(金)公開の映画『Erica -エリカ-』で、主演の望月歩さんへ初インタビュー。本格的なホラー作品への取り組みは初めてと話す望月さんが演じたのは、主人公「飯笹辰樹」。林芽亜里さん演じる美しい「溝川エリカ」と出会い、さまざまな異変に巻き込まれていくサイコホラー作品。普段から優しさが溢れ出ている望月さんと、笑顔が似合う林さんの表情が、サイコホラーならではの展開で一変していく姿はファンならずとも、見応えのある貴重な作品となっています。望月さんの迫真の演技が冴える終盤の展開にも注目です!
Photo & Text:kukka編集部
Stylist:日夏(YKP)
Hair&Make:光岡真理奈
本格的なホラー作品は初めてとのことですが、公開を控えた今、演じてみての率直な感想を聞かせてください。
キラキラした部分とホラーな部分の差が激しい撮影だったことを覚えています。でも、作品を撮っている間は、楽しい気持ちの方が強かったです(笑)。
宮岡監督には映画オタクな一面があって、このシーンはあの映画のあのシーンをオマージュしたい、などの話をしながら撮影していたので、とても新鮮でした。
出来上がった作品を見た感想を聞かせてください。
最初に「音楽のチカラってすごいな」と改めて感じまいた。サイコホラー作品なので、音楽でびっくりすることもありましたし、撮影中には想定していなかった音が作品では流れていたので、とても不思議な感覚でした。この音楽によって、映像で見ると怖くなるんだ、といった感覚はありました。撮っている時は感じなかったことも、映像で見ると怖いんだという感覚を経験できたことは良かったです。



演じられた「飯笹辰樹」は、どのような人物像として捉えられたのでしょうか。
感覚的な言い方で表現すると、「お風呂上がりにソファに座っている時のような、何もしたくない、特にすることもない、といったテンションの人」です。自分の中で、どのタイミングが「飯笹辰樹」に近いんだろうと考えた時に、そう感じました。
「辰樹」は就職活動に失敗し、無気力なままバイトをしている状況です。自分に当てはめてみて、どのタイミングの感覚に近いんだろうと考えた時、お風呂上がりのソファでくつろいでいる時が一番近いと気付きました(笑)
そんな「辰樹」だからこそ、巻き込まれていく時の恐怖感は増しますね。
望月さん自身との距離感で言うと、「辰樹」はどのような位置でしょうか。
ポイント、ポイントでは共感できる気持ちもありました。最初に人を好きになった時は、誰しも他の不安要素が見えなくなってしまうと思うんです。盲目的になって、周りが見えなくなり、何かマイナスなことがあっても見ないふりをする、そういった多くの人が通るであろう部分は共感できました。
「辰樹」に限らず、みんな初めて経験する恋愛では、その傾向はありますね。
監督も林さん演じる「エリカ」をキラキラした映像で撮るシーンは、何度もこだわって撮っていました。そこは「辰樹」の目に映る「エリカ」を意識して撮られていたんだろうと思います。

宮岡監督からの要望などは何かあったのでしょうか。
まず読み合わせの時に、作品を作る意図やその熱意について、時間をかけ、みんなに話をされていました。監督は、こういうものが撮りたくて、こういう役をやって欲しくて、といった熱意から作品へのイメージは出来上がっていったと思います。
逆に現場に入ってからは、こういった絵が撮りたい、などの要望はありましたが、そのほかは好きに演じてくれて良いといった雰囲気がありました。細かな演出は受けていなくて、自由に「辰樹」として生きて良いよ、と言われていたような印象でした。
主演として何か意識されたことはあるのでしょうか。
これまでお世話になってきた先輩方が、あまり「俺について来い」といった方々ではなく、矢印の一番前に立っているような方が多かったんです。その上できちんと背後にいる全員を気に留めているような方が多かったので、僕自身もそうなれたら良いなとは思っていました。ただ実際には、宮岡監督が一番前に立ってくれたので、僕は振り返ってみんなのケアをしつつ、といった現場でした(笑)
「飯笹辰樹」役、ぜひ見てほしいシーンはどちらでしょうか。
クライマックスで「辰樹」が吐き気を催すシーンがあります。そのシーン、実は台本に何かが書かれている訳でもなく、事前に考えて撮影に臨んだ訳でもないんです。ただ自然に感じ、ありのままに演じたことで生まれた芝居だったのですが、最終的に採用されていました。そこはぜひ見てほしいシーンの一つです。
また、演技ではないのですが、妹の「由加」役を演じた葉月くれあさんから、「写真を一緒に撮ってもらって良いですか?」と尋ねられたんです。何かの告知に使う写真かなと思っていたら、実は撮影の期間、その写真をスマホ画面に使ってくれていたんです。それは嬉しかったですし、僕も真似て、自分のスマホ画面にその写真を使っていました。そのお陰もあって、妹(由加)に何かがあった時のシーンで、感情が動きやすくなったことを覚えています。
振り返られて、本作を経て、役者としての一番の収穫は何だったでしょうか。
強く思ったのは「○○○オタクって強い!」ということです(笑)。監督がそうだからなのですが、何の話をしていても、あの映画のあのシーンが良いから見てみてほしいとか、この作品ではあの作品のあのシーンのイメージで作りたいんだ、と話されるんです。積み重ねた経験の多さは、出てくるアイデアの色の多さやその濃さが違うんだなと実感しました。



プライベートについても、1つ質問させてください。
お出かけしやすいこれからのシーズン、何かやりたいことはありますか。
昨年、他の撮影で地方に行った時に、出演メンバーみんなでドッヂボールをしていました。先日「またドッヂボールをみんなでやりたいね」と話題に出ていたので、みんなを誘ってドッヂボールをやりたいです(笑)。
あと友人から、仕事の付き合いで最近はよくゴルフをしていると話をされたんです。知り合いの方からゴルフセットをいただけそうなので、今度、ゴルフを始めてみたいと思っています。
それでは最後に「Erica -エリカ-」をご覧になる方々へメッセージをお願いします。
夏が似合うホラー作品とはまた違ったサイコホラー作品です。最後まで先の読めない展開と、見応えのあるサスペンス要素を楽しんでください。

<衣装協力>
MACKINTOSH/Traditional Weatherwear(共に八木通商PRオフィス)、 disemBySiiK、UNSTATE
<問い合わせ先>
八木通商PRオフィス(TEL:03-3224-1818)、disemBySiiK(info@disembysiik.biz)、 UNSTATE(TEL:03-5770-9334)
【プロフィール】
望月歩 Mochozuki Ayumu

2000年9月28日生まれ、長崎県出身。180cm。特技:乗馬。ヒラタオフィス所属。
2014年、ドラマW「埋もれる」で俳優デビュー。 2015年、映画『ソロモンの偽証 前編・事件 / 後編・裁判』で柏木卓也役に抜擢され、映画初出演を果たす。2019年には映画『五億円のじんせい』で映画初主演。2024年、「痛ぶる恋の、ようなもの」(テレビ東京)で連続ドラマ初主演。 近年の出演作にドラマ「十角館の殺人」(Hulu/24)、「マイダイアリー」(朝日放送/24)、「恋は闇」(日本テレビ/25)、「シナントロープ」(テレビ東京/25)、映画『カムイのうた』(24)、映画『ラストマイル』(24)、舞台「プレゼント・ラフター」(26)など。
公式Instagram:@ayumumochizuki_official
公式X:@mochizuki_ayumu
公式サイト:https://hirata-office.jp/talent_profile/entertainment/ayumu_mochizuki.html
【出演情報】
公開日:2026年5月15日(金)
映画『Erica -エリカ-』

あなたしか見えない
全国最大の学生映画の祭典となる東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した自主映画「連鎖」を原案に宮岡太郎監督が劇場公開長編映画としてセルフリメイクした「Erica -エリカ-」が2026年5月15日(金)より公開決定。 主演は映画『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』で中学生:柏木卓也役で映画初出演を果たし、その演技が一躍注目を浴び、その後、映画、ドラマ、舞台で活躍が目覚ましい望月歩が務める。ヒロイン・エリカ役には小学生時代からモデルで活躍し、2024年にドラマ「先生さようなら」で俳優デビューした注目の林芽亜里。他にも5人組ダンス&ボーカルグループ・ONE N' ONLYのリーダーで俳優としても活躍する高尾颯斗、TikTokでの人気配信者からミスマガジングランプリ、そして俳優へと活躍の幅を広げる葉月くれあ、声優としての地位を確立し、舞台俳優、アーティストとして活動する小泉萌香、そしてTHE RAMPAGEから藤原樹も出演。 全てを捧げようと誓った最愛の人が、想像を絶する困難に巻き込まれていて、自らの命すら危険に晒されたとしても、その人を愛し続け、護り抜くことはできるのだろうかー。先の読めないサスペンスフルな展開。映画「イニシエーション・ラブ」の脚本家:井上テテが紡ぐ衝撃のラスト。《人が人を愛し抜くことの難しさ》という極限のテーマをベースにしたサイコホラー「Erica -エリカ-」にご期待ください。
<出演>
望月歩(飯笹辰樹) 林芽亜里(溝川エリカ) 高尾颯斗(黒石亮) 葉月くれあ(飯笹由加) 小泉萌香(佐川睦美) 藤原樹(黒石徹)
<製作>
監督:宮岡太郎(「成れの果て」「恐怖人形」「初恋ハラスメント」)
脚本:井上テテ(「イニシエーション・ラブ」「めぐる未来」「Page30」)
撮影:山本周平(「岸辺露伴は動かない」「アングリースクワッド」)
配給:S・D・P
制作:MMJ
製作:映画「エリカ」製作委員会
©︎2026「エリカ」製作委員会
公式サイト:https://erica-movie.com
公式X:@ericamovie2026
公式Instagram:@ericamovie2026
公式TikTok:@ericamovie2026


