© 2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会

日本の一家団欒の象徴ともいえる家庭の味=カレーライスと、電波を通じて誰かと誰かをつないでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすものとは?
2021年、誰もが大切な何かを思い出す、あたたかい奇跡の物語です。

主演は『凶悪』『そして父になる』『万引き家族』などで、映画賞を多数受賞するリリー・フランキー。初めてワンシチュエーションで、ほとんどが一人芝居となる演技に挑戦する。

監督は密室スリラーのリメイク映画『CUBE』(10月22日に全国公開)を控え注目されている清水康彦。初長編監督映画『MANRIKI』以降、2020年は『COMPLY+-ANCE』をはじめ齊藤工の関わる作品に多数参加し、リリーとは脚本・演出を務めたフジテレビ系列ドラマ『ペンション・恋は桃色』チームでの再タッグとなる。

原案・脚本は、TBS系列ドラマ「半沢直樹」が話題となった金沢知樹。齊藤工の監督デビュー作の短編『半分ノ世界』以降、数々の作品でタッグを組む金沢が、 19年に劇団スーパー・エキセントリック・シアターの野添義弘還暦公演に書き下ろした一人ミュージカル・アクション・コメディー『その夜、カレーライスができるまで』を原案として本作が誕生。

企画・プロデュースはマルチな活躍を続ける齊藤工。長編初監督映画『blank13』から3年、クリエイター齊藤工として10年の節目を迎えた今年、自身も斎藤工としてパーソナリティーを務めるラジオ番組とカレーがつなぐ家族の絆を描いた物語を、信頼するチームに託した。

後悔や希望をスパイスに、愛しい日常を想いながら大切な人のために作るカレーと、ラジオがきっかけとなり動き出す、やさしい奇跡。不器用な男の「三日目のカレー」を、ご賞味ください。

【コメント】

◆リリー・フランキー(主演)
「(齊藤)工くんは「ヘンなひと」ですけれど縁のある方。本当に映画が大好きですし、ものづくりに対してはすごく真摯で、一緒に作っていくのが楽しい。そんな工くんが企画して、清水康彦監督をはじめとする「ペンション・恋は桃色」と同じ、若くて心地よいスタッフたちと話しあいながら、何やらいいものができた……ような気もしないでもない? いわゆる舞台の一人芝居とは違って、シリアスさのなかにコミカルさがあるといった、映像ならではのユーモラスな作品になっていると思います。撮影はずっと一人だったので、3日間でしたが、濃い、いい経験をさせてもらいました。」

◆清水康彦(監督・脚本・編集)
「リリー・フランキーさんは、ドラマ「ペンション・恋は桃色」で初めてお世話になって以降、役の人物設計だけでなく作品の方向性やテーマまで相談させてもらえる、大先輩といえる存在です。寛大さや優しさとともに、鋭い指摘もあるのでヒヤヒヤします。しかも今回は、ほぼ一人芝居、ほぼワンシチュエーション、難題が山積みで、スタッフ共々大先輩に頼り切ってしまいましたが、その甲斐あって他にはない独特な映画になりました。」

◆金沢知樹(原案・脚本)
誰にでも、思い出のご飯はあります。誰かが作ってくれた唐揚げ、自分で作った肉じゃが、レストランのオムライス。みんなで囲んだ鍋。この物語で男はカレーを作ります。誰かを想い、雨の夜に、じっくりコトコトと……。

◆齊藤 工(企画・プロデュース)
この混沌とした現代にどんな作品が生まれるべきなのか? 映画は不要不急なのだろうか? 金沢さんの珠玉の脚本にリリーさんと清水監督が対峙して下さいました。個人的には書かれている“プロデュース”なんて響きの働きは一切出来てませんが、いち映画ファンとして、この作品が三日目のカレーの如くしっかりと味わい深く完成し、必要な方にじっくりと届いて行く事を願っています。

『その日、カレーライスができるまで』

2021年9月3日(金)より全国順次公開

<ストーリー>
たまねぎ、にんじん、じゃがいも、豚肩ロース…… 見慣れた食材が並ぶ台所に立つ、くたびれた男。毎年恒例、三日後の妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込んでいるのだ。外はどしゃぶりの雨。愛聴するラジオ番組ではリスナーの「マル秘テクニック」募集に、男はガラケーを手に取り、コンロでぐつぐつと音をたてる “三日目のカレー” についてメールで綴り始める。「今年も妻の誕生日にカレーを作っています。三日後が、誕生日です」
「ただ、色々あって今年はひとりです」その横では、幼くして亡くなった息子の笑顔の写真が見守っている……。

公式サイト

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