2017年に富山県射水市(新湊)を舞台に映画化され、小作品ながら多くの評価と感動を得た映画「真白の恋」を原案に、その原作・脚本家、北川亜矢子が舞台を富山県氷見市に置き換えて、朗読劇として蘇らせた朗読劇。主人公・真白役には初めての朗読劇となる早見あかりが主演。真白にとって初恋の相手となる・油井景一役には浦井健治と廣瀬智紀によるダブルキャスト、さらには愛加あゆ、西村まさ彦、と豪華出演陣が会場を氷見へと誘います。

「真白の恋」は2017年に富山県射水市(新湊)を舞台に映画化。港町を舞台に、軽度の知的障がいのある主人公・真白(ましろ)の初恋を描いたこの作品は、様々な問題に直面しながらも前向きに人生を歩んでゆく人々の姿を描きつつ、富山の魅力も伝える珠玉の感動作となっています。

朗読劇化にあたっては、多くの評価と感動を得た映画「真白の恋」を原案に、舞台を富山県氷見市に設定、映画でも原作・脚本を務めた北川亜矢子がふたたび脚本を担当し、土田英生が演出を担当いたします。

<早見あかり>
つい先日稽古が始まり、もう本番です。朗読劇特有の流れの速さに少しドキドキしています。今回私が演じる真白は、名前の通りとっても真っ白な女の子です。彼女が油井と出会い、今までの自分の常識を飛び越え、成長する様、そして氷見の良さをきちんと皆様に伝えられたらと思います。劇場でお待ちしています。

<浦井健治>
今回の戯曲から、とても心地よく、穏やかで、自然の豊かさやつつみ込まれるようなぬくもりと、真っ白に澄んだ空気を吸い込むときに似た感覚を覚えました。
この物語は、感動、などと簡単に言ってしまうのも違うような気がします。真白の周りにいる人達の葛藤や苦悩、やるせなさや、人間とは、価値観とは、守るとは、と、様々な視点から考えさせられる作品だと感じます。
先入観、固定観念、自己防衛、他者排除、共存、愛。大切にするとは何か、を劇場空間で考える時間を、共有しながら過ごせたら嬉しいです!

<廣瀬智紀>
とても純粋で、それが故にほろ苦く、胸がキュッとなることもありますが、登場人物の心がちゃんと見えて、色んな愛の形がある、あたたかなお話です。人を想うということを改めて考えさせてくれる作品になっています。
また、富山の自然や土地の素敵な描写もあり実在する場所が沢山出てきますので、より作品を身近に感じていただけたらなと思います。観に来てくださる皆様の心にちゃんと残る作品をお届けしたいです。

<愛加あゆ>
『真白の恋』いよいよ開幕します!
富山で生まれた育った私が、富山を舞台にした作品に関わることが出来、とても嬉しいです。また、この作品のテーマはとても繊細です。映画から朗読劇へ。舞台ならではの味わいを感じて頂きたいと共に、真白や真白をとりまく人たちの思い、そして温かい何かが、皆様の中に残りますようにてん。素晴らしいキャストの皆様と心を込めてつとめます。ぜひ、劇場まで観にいらしてください。お待ちしています。

<西村まさ彦>
朗読劇『真白の恋』の原作は、富山県のクリエーターさん達が富山で作った映画です。ただし、今回は朗読劇なので、原作のように富山の景色はなく言葉のみでお届けします。地域性は薄れますが、かえって東京のお客さまにも物語がフラットに届くのでは、とも。きっと今後は、東京のみならず、日本全国で上質なコンテンツが作られ、各地で楽しまれるのではないでしょうか。素敵な変化だと思います。
そういう未来に向けて氷見市が踏み出した第一歩に参加するつもりで務めさせていただきます。


「『真白の恋』~世界で最も美しい湾―朗読劇」

東京公演:2022/11/03(木祝)~11/05(土)竹芝ニューピアホール
富山・氷見公演:2022/11/26(土)氷見市芸術文化館

11月3日 [木・祝]
開場12:15 / 開演13:00 ★Wキャスト:浦井健治
11月4日 [金]
開場17:45 / 開演18:30 ★Wキャスト:浦井健治
11月5日 [土]
開場12:15 / 開演13:00 ★Wキャスト:廣瀬智紀

公式サイト:https://mashironokoi-stage.com/

>>公式サイト<チケットはこちらから>

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